開催時間 |
10時00分 - 16時30分
入館は閉館の30 分前まで |
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休み |
月曜日(ただし、7月15日は開館)、7月16日(火)
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入場料 |
有料 一般1,000円、大高生700円、中学生以下無料 ※団体割引は20名以上 |
展覧会の撮影 |
不可 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
03-5777-8600(ハローダイヤル) 英語版も共通
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒100-0005 東京都
千代田区丸の内 2-1-1 明治生命館 1 階 |
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最寄り駅 | 東京 |
電話番号 | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
2020年、いよいよ東京でオリンピックが開催されます。この大イベントを控え、改めて日本と海外との交流の歴史を、本を通して振り返ってみようという展示です。
周囲を海に囲まれた国、日本。しかしそれにも関わらず、この列島はその長い歴史を通して他国との往来が途絶えたことはありませんでした。日本文化の根幹を成す漢字・仏教なども、言うまでもなく“外来文化”でした。日本の歴史と文化は、絶え間なく続けられてきた海外との交流の中で育まれてきたものと言えるでしょう。
古代以来、我が国の文化は大陸や半島の影響を大きく受けてきました。更に江戸時代には西洋からもたらされる情報も大きな力を持つようになりました。では、それらの交流は、どのような形で本の中に現れているのでしょうか。
本展では、日本の歴史と文化の基層を成す海外との多彩な交流の姿を、さまざまな書物の中で辿ります。
[展示構成]
Ⅰ これぞ我らがお宝本!-古く日本にもたらされ、読まれ、親しまれてきた本
古代、3世紀半ば頃には既に中国や半島の国々と往来のあった日本には、早くからさまざまな書物が舶載されていました。そして、それらは最先端の学問、知識として我が国で大切に読まれ、時代を超えて後世に受け継がれました。その具体的な本の姿をご紹介します。
Ⅱ 驚きは本の中からやってくる-海外の文化や情報を紹介している本
本には、常に多彩な情報が詰め込まれています。異国で作られた本には、未知の新しい驚きが満載されていました。このコーナーでは、外国の知識や文化などを紹介している本と共に、当時の日本について記述している海外の本も登場します。
Ⅲ新たに花開くもの-海外の本の影響を受けて我が国で著された本
海外の本は、この国の新しい本の誕生にも大きな影響を与えました。内容を日本風にアレンジしたもの、様式を取り入れたもの、発想にヒントを得たものなど様々です。外からの影響を受けて新しく著された本をお愉しみください。
Ⅳ 橋を架ける「ことば」-辞書と字典
すべての情報の根本にあるのは「ことば」。異国の情報の受容は、どれほど相手の国の「ことば」を理解できるかにかかっています。我が国の先人たちもその為の努力を重ねてきました。「ことば」を理解するためにどのような本が作られたのでしょうか。その努力の跡を辿ります。
1講演会 各日午後1時30分~ 地階講堂にて 定員120名
「イギリスの日本古典籍 - サトウ・アストンを中心として- 」
6月30日(日) 林 望 氏(作家・書誌学者)
「オランダ語を我がものとしてー阿蘭陀通詞の語学と仕事-」
7月7日(日) 片桐 一男 氏(青山学院大学名誉教授)
2河野元昭館長のおしゃべりトーク 午後1時30分~ 地階講堂にて 定員120名
「洋風絵師の司馬江漢-本もたくさん書いたとさ」 饒舌館長 口演す
7月21日(日) 河野 元昭 (静嘉堂文庫美術館館長)
3静嘉堂コンサート
東京海上合唱団有志によるコーラス
7月13日(土) 午後2時~3時( 予定) 地階講堂にて 定員100名
日本人の心象風景(唱歌)と、いにしえの異国情緒(世俗曲ほか)が織り成すひとこまをお楽しみください。 ★“皆さんご一緒に!タイム”もあります。
※1~3共に、当日の開館時より整理券配布(1名様につき1枚限定)。開始15分前開場、整理券の番号順にお入りいただきます。
4列品解説
7月20日(土) / 7月27日(土)・・・午前11時~
7月11日(木) / 8月1日(木)・・・午後2時~