開催時間 |
11時00分 - 20時00分
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休み |
第2・第4水曜日、毎週木曜日
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クリエイター在廊 |
有
9/2〜3 |
入場料 |
無料 |
展覧会の撮影 |
可 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
ディーアイあさひかわ
info@di-asahikawa.jp |
イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒070-8012 北海道
旭川市神居2条13丁目2-6 |
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最寄り駅 | 旭川 |
電話番号 | 0166-74-8036 |
国内はもとより、海外にも活躍の場を広げている写真家・ゴトウヨシタカ氏の北海道における初の個展「光と遊ぶ vol.4」を開催いたします。
Lomographyのフィルムカメラを使用し、デジタル加工を一切ほどこさずに「多重露光」「クロスプロセス」いうアナログ手法だけを用いて1コマのネガに重ねて焼き付けられた光景は、強烈な色彩を放つ非現実世界となって観る者を魅了します。
「光と遊ぶ」シリーズは、2014年の東京・ミキシム銀座ギャラリーでの展示を皮切りに、昨年と今年にはvol.2、vol.3が大阪で開催され、独特の世界観が高い評価を受けています。
本展示は、ディーアイあさひかわが新たに開設するレンタルギャラリースペースのこけら落としとして開催する特別企画展です。
■多重露光を駆使して生み出される独特の世界観
1980年代の旧ソ連で日本のコシナ社のカメラをコピーして生産された35mmコンパクトフィルムカメラLOMO LC-Aが、1991年にオーストリアの学生によって見出されて以来、世界中のロモグラファーたちがこのカメラを使って、既存のセオリーにとらわれない写真作品を生み出してきました。
ゴトウヨシタカも、そんなロモグラファーのひとり。場所も時間もまったく異なる光景を1コマのフィルムに記録する多重露光の手法によって写真作品をつくり続けています。
世界中に無数に存在するひとつひとつのシーンが、ゴトウの脳内で再構成され、フィルム上でひとつに重なり合い、現実には存在しない世界となって1枚の写真に焼き付けられます。
現実と現実が重なり合ってできる非現実の世界は、単なる偶然の産物ではなく、運動能力にも似た稀有な感性で光をとらえるゴトウだからこそ導き出すことができる必然によって生み出されているのです。
■作家のことば
今回の写真展のタイトル「光と遊ぶ」は、僕が多重露光を撮影している時にまさしく光と戯れているように感じるところからこれを選びました。
ご存知の通り、写真撮影とはフィルムに光を取り込むことです。特に多重露光に関しては、重ねる回数によって取り込む光の量を調整しないといけません。また時にはフィルムの一部のみに光を取り込むことを複数回繰り返して1コマを完成させることもあります。僕自身がこの光との戯れをとても楽しんでおり、それが作品のユニークさにも現れているのではないかと思います。
僕が光と戯れている様子を想像しながらご覧頂けると嬉しく思います。
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