開催時間 |
10時00分 - 18時00分
入館は17時30分まで |
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休み |
月
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入場料 |
有料 一般300円、高校・大学生および65~74歳200円、中学生以下および75歳以上無料、障害者(一般)150円、障害者(高校・大学生)100円、団体(一般)200円、団体(高校・大学生)100円※要年齢等確認証 ぐるっとパスご利用の方無料(年齢等による割引の適用外になります) |
展覧会の撮影 |
不可 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
練馬区立美術館
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒176-0021 東京都
練馬区貫井1-36-16 |
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最寄り駅 | 中村橋 |
電話番号 | 03-3577-1821 |
太齋春夫(だざいはるお/1907-1944)は、仙台市長町に生まれ、1932年(昭和7)、東京美術学校図画師範科を卒業しました。在学中より二科展に出品するなど油彩にその才を発揮していましたが、漆芸家六角紫水らのすすめにより、卒業後から漆の研究をはじめ、1933年(昭和8)、台湾総督府殖産局嘱託となり、ここで漆の研究に没頭します。翌年には、漆でフィルムをつくる漆膜の技法を開発し、特許を取得。工芸品の製作のみならず、漆を絵画の領域にも活用し、多彩な制作を行いました。1939年(昭和14)には、ニューヨーク万国博覧会にこれまで培った技法を活かし漆器の衝立を出品して賞賛を博します。漆の可能性を模索し、将来を嘱望された太齋でしたが、1943年(昭和18)に応召を受け、翌年、中国の湖南省平江県において帰らぬ人となります。
工芸と美術の間をぬって活躍した太齋の活動は、昭和の美術の動向に新たな光を投げかけるものです。しかし、若くして亡くなったということもあり、残念ながらこれまでほとんど一般に知られておりません。練馬区立美術館では、2015年度にご遺族より太齋の作品・資料をあわせて100件以上のご寄贈を受けました。本展ではこれらの作品・資料を中心に、漆の画家太齋春夫の軌跡を追いかけます。
漆膜や漆塗アルマイトモザイクなど、太齋が開発に携わった様々な技法は、その後、ほとんど継承されておりません。今や失われて久しい特異な昭和漆芸の世界を、あらためてお目にかけます。
■講演会「漆の魔術師 太齋春夫」
日時:7月1日(土曜)午後2時30分~午後4時
講師:三田村有純(東京藝術大学参与、名誉教授)
■関連ワークショップ「金で飾る漆のアクセサリー」
日時:6月10日(土曜)午前10時30分~午後5時
講師:三田村雨龍(木漆芸家)
■鑑賞プログラム「トコトコ美術館 vol.21 テーマ:しかく」
日時:6月25日(日曜)
【A】午前10時30分~12時
【B】午後2時~3時30分
7月8日(土曜)
【C】午前10時30分~12時
【D】午後2時~3時30分
7月9日(日曜)
【E】午前10時30分~12時
【F】午後2時~3時30分
講師:当館学芸員
■学芸員によるギャラリートーク
日時:6月22日(木)午後3時~3時30分
主催:練馬区立美術館(公益財団法人練馬区文化振興協会)
助成:公益財団法人朝日新聞文化財団