開催時間 |
10時00分 - 18時00分
入館は17時30分まで |
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休み |
水曜、8月10日(月)~14日(金)
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入場料 |
有料 一般:1,000円 65歳以上:900円 大学生:700円 中・高校生:500円 小学生以下:無料 ※20名以上の団体は100円割引、障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料でご入館いただけます。 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
パナソニック汐留ミュージアム
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒105-8301 東京都
港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4F |
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最寄り駅 | 汐留 |
電話番号 | 050-5541-8600 |
ヨーロッパ随一のガラスコレクションで知られるデュッセルドルフ美術館に寄贈されたゲルダ・ケプフ夫人のガラスコレクションが、このたびドイツ国外では初めてまとまった形で公開される運びとなりました。 仕事の気晴らしに、単に美しい作品に惹かれてガラス作品を購入し始めた実業家ケプフ夫人は、やがて旺盛な好奇心によってガラスという素材の特質や技法を学び、その可能性を的確に理解して、優れた審美眼と洞察力でアール・ヌーヴォーの本質を体現する第一級のコレクションを築きました。
アール・ヌーヴォーの源泉として重要な役割を果たしたジャポニスムやシノワズリを色濃く反映したウジェーヌ・ルソー、エルネスト・レヴェイエ、ウジェーヌ・ミシェル、オーギュスト・ジャンなど、パリのガラス工芸家たちの作品群。同様に東洋美術に傾倒しながらやがてそれらを深く吸収し独自の芸術様式を開花させたエミール・ガレ。さらにガレに強い刺激を受けて同時代を並走するドーム兄弟、そして彼らの制作を支えながらも試行錯誤を繰り返して独自の制作にも挑んだデズィレ・クリスチャン、ミュレール兄弟、ポール・ニコラなどのデザイナー、職人たち。ケプフ・コレクションは、アール・ヌーヴォーの二大拠点となったパリとアルザス=ロレーヌ地方を舞台に繰り広げられた、まさに百花繚乱の「新しい芸術=アール・ヌーヴォー」の成果を余すところなく示すものと言えるでしょう。
折しも19世紀後半、科学技術の発展によりガラスの素材に対する高度な知識が蓄積され、芸術家たちの飽くなき表現への要求と、多種多様な技を駆使する職人たちの果敢な挑戦によって、かつてないほどのガラスの可能性が引き出された時代でもありました。工芸特有の素材や技術の問題などから、デザインの保護、商標登録、特許など、しのぎを削った工場間の競争なども背景にありました。
ケプフ夫人は学術研究と出版を条件にデュッセルドルフ美術館にその貴重なコレクションを寄贈しました。本展は作品ごとの詳細な調査と研究成果の恩恵を受けて、アール・ヌーヴォーのガラス芸術誕生の背景とともに、約140点の作品の魅力をより深く知るまたとない機会となることでしょう。
■講演会「アール・ヌーヴォーのガラス」
世界的に活躍し、ガラスのデザインも手掛けている華道家・假屋崎省吾氏が、フランスを旅した際の旅行記とあわせ、
アール・ヌーヴォー作品について、自身の思いを語ります。
講師:假屋崎省吾氏(華道家)
日時:2015年7月7日(火)14時~15時
参加費:無料 ※聴講は無料ですが、本展の観覧券が必要です。半券可。 ※要予約(定員150名)
会場:パナソニック東京汐留ビル5階ホール
■ガラスワークショップ「模様ガラス板を作ろう!」
ガラスのレース模様の棒とモザイクガラスのタイルを使って オリジナルの豆板を作ります。当日は模様を組み合わせる
ところまで制作し、 後日ブローチ、または磁石、皿等の完成品をお届けします。
講師:ガラス工芸・潮工房(小西潮氏、江波冨士子氏)
日時:2015年7月18日(土)午前10時~、午後2時~
参加費:2,000円 ※要予約(定員各回20名)
対象:小学校5年生以上
会場:パナソニック東京汐留ビル3階ホール
【 講演会・ワークショップへのお申し込み方法 】
・2015年5月11日(月)より受付開始
・受付時間 8:00~22:00
・受付は先着順、定員になり次第締め切りとさせていただきます。
ハローダイヤル(03-5777-8600)からお申し込みください。
①イベント名②氏名③住所④電話番号を承るほか、簡単なアンケートにご協力いただきます。
※お申し込み時に頂いた個人情報は、本イベントの受講管理の目的でのみ使用致します。
なお、お預かりした個人情報は、上述の目的での使用に同意頂いたものとさせていただきます。
※定員に達しなかった場合、当日受付をする場合があります。
■当館学芸員によるギャラリートーク
当館学芸員が展示内容を解説します(申込不要)
2015年7月25日(土)、8月8日(土)、8月21日(金)
各回午後2時より(約40分) 参加費無料(入館には展覧会観覧券が必要です)
汐留ミュージアム受付前にお集まり下さい。
主催:パナソニック 汐留ミュージアム、東京新聞
後援:ドイツ連邦共和国大使館、港区教育委員会
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