開催時間 |
12時00分 - 19時00分
営業日 会期中 金土日のみ |
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休み |
月-木
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この情報のお問合せ |
unseal contemporary
03-5641-6631 info@unseal.jp |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒103-0002 東京都
中央区日本橋馬喰町 2-5-17 (1F奥のスペース) |
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最寄り駅 | 馬喰町 |
電話番号 | 03-5641-6631 |
unseal contemporaryでは、10月4日から前橋瞳展 "down in the vallery"を開催いたします。
unseal contemporaryでは、作家はじめての個展となります。
まだ大学院在籍中の若い作家ですが、手法はさほど目新しいものではないものの、強いインパクトを感じさせる作品を制作しています。
日常の出来事や人間関係も、いったん距離をとり、よく見つめてみると、見慣れた形から遠ざかり、やがて不定形で不気味なものに変貌してしまう、そんな経験を表現に取りこもうとしている作家です。
ですが、言うは易く行うは難しで、たんなるアイデア勝負の作品や、手法に溺れてしまっている作品は多いのですが、その変貌のプロセスや変貌後の不気味さをリアルに表現できている作品に出会うのは極めて稀です。
前橋の作品は、自分の好きなものでさえ、ある瞬間に別の見知らぬ不気味な存在にしてしまうという感覚を、その不気味さの中に愛着を残したままの形で造形化できている点で、つまりたとえば「可愛さ」と「不気味さ」を同時に体現したフィギュアとして造形できている点で一歩前に出ていると思います。またそれは見慣れた存在の多様な相貌としてではなく、存在そのものに潜在しているものとして描こうとしている点もユニークなところです。
さらに異貌のフィギュアたちが神話的な世界を構成するような作品も手がけており今後の展開も期待できる作家です。
本展では、きっと記憶に長くとどまる作品と出会っていただけると思います。
ぜひご高覧いただきますようお願い申し上げます。
[ステーツメント]
私にとっての現実を具現化させるため描く。
不気味の谷の底で、嫌悪感ではない他のナニカを探す。
事実と虚構が入り乱れ、何が嘘で何が本当なのか、
自分自身すら、わからなくなる。
オープニングパーティ 初日18:00-20:00
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