開催時間 |
11時00分 - 19時00分
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入場料 |
無料 |
この情報のお問合せ |
ソニーイメージングギャラリー 03-3571-7606
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒104-0061 東京都
中央区銀座5-8-1 銀座プレイス6階 |
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最寄り駅 | 銀座 |
電話番号 | 03-3571-7606 |
本展覧会は短編動画の展覧会です(上映時間約21 分)。
旅すること、別の地に居を構えることは、わたしたちに新しい目で見る力を授けてくれます。
そして、人は時を経て同じものを見ても、違って見えることがよくあるものです。時間の経過もまた旅をしているようなものなのかも知れません。
旅を経て例え「旅をしたのに何も見つけることができなかった」と自分は思っていたとしても、きっと新しい目という大きなギフトを手にできているのではないでしょうか。
5 回目を迎える短編動画展では、4 人のクリエイターの作品をご覧いただきます。
■チャール・ハルマンダル
<映像作品>
Chirps
この作品は夏の夜の匂いについて制作されている。
テープ、パステル、マーカー、ペンなどのミクストメディアで作られている。
夏からの小さな瞬間の感情が、詩とアニメーションで表現されている。
■吉川 彩(きっかわ あや)
<映像作品>
The Afterimage of Remembrance
スペインの海辺の町、カダケスを訪ねたときの記憶。映像制作は、この旅の覚えていること、または覚えていないことを書き起こすことから始まりました。既存の映像を繋ぎ合わせて制作したこの映像は抽象的な形で記憶された、場所がもつイメージをぼんやりと浮かび上がらせます。
インターネット・アーカイブ、プレリンガー・コレクションの映像を使用
ナレーション:村田 香織
■清水 大輔(しみず だいすけ)
<映像作品>
そこにある光
今回展示する映像を通じて伝えたいのは、「世の中にはたくさんの光が存在している」ということです。
夜空や暗い森の中にも、人の目には見えにくい多くの星の光や、揺れ動く木漏れ日があります。タイムラプス技法は一枚一枚の写真を繋ぎ合わせた“動く写真”であり、通常の動画よりも“そこにある光”をより鮮明に可視化し、強く訴える力があると信じています。
東日本大震災をきっかけに2012 年からタイムラプス技法の可能性を探求してきました。
当時、故郷福島の一部分が強調され発信される現実に対し、タイムラプス映像で福島の変わらない美しさや希望を伝えたいと思いました。今回の展示作品は、私の「誰かのために映像を作り続けたい」という想いの原点である福島をはじめ、被災地と東北各地の映像で構成されています。
■小倉 裕基(おぐら ゆうき)
<映像作品>
MASAKO
この作品は、慣れない土地で楽しくイキイキと暮らすために奮闘する妻のドキュメンタリーです。撮影したのは2017 年4 月末。オランダに移住して約4 ヶ月が経ち、生活が少し落ち着いてきた頃でした。
当時の私は「映像の本質的価値って何だろう?」という疑問を持っていました。命(時間)を費やして作るわけですから、価値がある映像が作りたかったんです。
でも、この世界にとって価値がある映像とは何かと考え始めたら、範囲が広すぎてわけがわからなくなってしまいました。それなら国にとっては? この街にとっては? もっと範囲を狭くして、隣に住むあの人にとって価値がある映像ってどんなものだろう?
考えていくうちに、「なによりも先に、自分にとって価値がある映像を作ろう」という結論に至りました。そして作ったのが、このMASAKO という作品です。
完成して妻に見せたら、彼女も喜んでくれました。自分のために作った作品が、妻にとっても価値あるものになった瞬間でした。
そんな個人的な作品を、こうしてギャラリーで上映できることをとても嬉しく思います。そして来場者の皆さまもこの作品に何かしらの価値を見出してくださったなら、私はとても幸せです。
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