村松佑樹 個展 日々日々

「叢」Grassy Place 、2024年、H83xW110cm、手漉き和紙に顔料
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あと8日後に開催
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    会 期
    20241130日 -  20241222
    開催時間
    12時00分 - 19時00分
    日曜:12時00分~17時00分
    休み
    月曜日,火曜日,祝日
    入場料
    無料
    作品の販売有無
    販売有
    この情報のお問合せ
    LEESAYA
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    LEESAYA
    住所
    〒153-0064 東京都
    目黒区下目黒3-14-2
    最寄り駅
    不動前
    電話番号
    03-6881-4389

    詳細

    参加クリエイター

    展覧会内容

    村松佑樹(むらまつ・ゆうき)は1988年山梨県に生まれました。東京工芸大学デザイン学科卒業後、雑誌を中心に様々なメディアに挿絵を提供しつつ、並行して展覧会の開催や、アーティストランスペースの運営を行ってきました。コロナ禍をきっかけに現在は栃木に拠点を移し、精力的に制作活動を行なっています。

    近年の村松の作品は故郷の名産である「市川大門手漉き和紙」に描かれています。職人の手で一枚一枚丁寧に作られている和紙の原料は楮と三椏(みつまた)を使用しており、温かな風合いが特徴です。明治時代までは盛んに製造が行われていましたが、機械化が進み、現在は故郷の街に手漉和紙の製造工場は一社のみとなりました。大量生産品と違って、色合いや、手触り、うねり等、様々な表情を持つ手漉き和紙を、村松は見事に自身の表現に取り入れます。画業と並行して勤務している額製造会社で技術を身につけ、作品は自ら額装を行なっているため、個性的な支持体は村松のあつらえ向きのようにさえ感じます。育てている観葉植物や骨董品、食卓やこどものミニカーなど、日常へ愛しさを持って向き合う作家の姿勢は、自身の作品制作においても同様であり、そのアップデートは年々目を見張るものがあります。

    安心できる日々の暮らしが当たり前ではない現代にこそ、村松佑樹の作品を通して、日常の尊さに立ち戻るきっかけになれば幸いです。展覧会初日は作家も在廊予定です。村松佑樹の個展「日々日々」を是非ともご高覧ください。

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