開催時間 |
11時00分 - 18時00分
入館は閉館の30分前まで |
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休み |
月曜日
(月曜日が祝休日の場合は翌日),保守点検日(8/4[日]) |
入場料 |
有料 一般 500円(400円),大学生 400円(300円) ICC年間パスポート:1,500円 ご入場は事前予約をされた方を優先させていただきます. ※ 休館日以外においても,開館時間の変更および臨時休館の可能性がございます. ※( )内は15名様以上の団体料金 ※ 障害者手帳をお持ちの方および付添1名,65歳以上の方と高校生以下の方,ICC年間パスポートをお持ちの方は無料 |
この情報のお問合せ |
フリーダイヤル 0120-144199
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情報提供者/投稿者 |
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住所 |
〒163-1404 東京都
新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階 |
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最寄り駅 | 初台 |
電話番号 | フリーダイヤル 0120-144199 |
イタリアの思想家、フランコ・ベラルディ(ビフォ)は、(2023年5月にWHOによってその終焉が宣言された)パンデミック以後もウイルスが存在することに変わりはないとし、そのことによる私たちの集合的無意識の変化を指摘しています。※
現在の私たちの生活におけるパンデミック以前との大きな変化は、たとえばネットワーク環境を基盤にした、リモートワークやオンライン会議などの一般化として表われています。そうした、いわゆる「新しい生活様式」の変化への要因となり、拍車をかけたもののひとつがソーシャル・ディスタンスという考え方でしょう。
これまでの通信技術は、テレプレゼンス(遠隔現前)と呼ばれるように、遠くにあるものを近くに感じさせる、遠くを「ここ」に近づける「近さ」を実現するものとして構想、認識されていました。しかしソーシャル・ディスタンスという、物理的に近くあればこそ、お互いの「適切な」距離を考えざるをえない時期を経た現在の私たちにとって、それらの技術は、「遠さ」を近づける一方で、「近づけなさ」を表象するものにもなっているのではないでしょうか。
マーシャル・マクルーハンは、1962年に、通信技術によって時間的空間的距離というものが解消されることで、情報伝達の格差が消失し、あたかも地球がひとつの村のようになるとする「グローバル・ヴィレッジ(地球村)」というコンセプトを提唱しました。それは、インターネット時代になると現実のものとなり、現在では、高速大容量通信環境や現実拡張技術の発展によって、私たちのリアリティのあり方や捉え方にも変化が起こっています。情報はいつでも享受できる一方で、提供される情報のみで世界が構築されることにもなってしまいました。この時代の情報環境における、さまざまなリアリティの「遠さ」と「近さ」(とその変化)について、これからの集合的無意識を構成する要素について、私たちの日常の変化を反映した作品、日常がどのように変わるのかをとらえようとした作品など、それぞれが異なるアプローチによる作品から考えてみたいと思います。
※1 フランコ・ベラルディ(ビフォ)『第三の無意識:ウイルス時代の精神空間』(杉村昌昭訳、航思社、2024)
出品作家 * 五十音順
青柳菜摘+細井美裕
木藤遼太
ウィニー・スーン
たかくらかずき
ユーゴ・ドゥヴェルシェール
葉山嶺
古澤龍
米澤柊
リー・イーファン
ほか
・新進アーティスト紹介コーナー「エマージェンシーズ!」
新進アーティストやクリエイターの最新作品やプロジェクトなどを紹介するコーナーです。
2006年以降、合計45組の作品を展示しています。今年度は2回の開催を予定しています。
エマージェンシーズ! 046 おおしまたくろう「耳奏耳みみそうじシリーズ」
展示期間:2024年6月22日(土)~8月25日(日)
エマージェンシーズ! 047 リー・ムユン《まもなくポイント・ネモに墜落する私たち》
展示期間:2024年9月10日(火)~11月10日(日)
企画:畠中実、指吸保子
キュレトリアル・チーム:畠中実、指吸保子、鹿島田知也、赤坂恵美子、宮脇愛良
・コレクション作品展示(有料エリア内)
グレゴリー・バーサミアン《ジャグラー》
・無料展示エリア展示(予定)
岩井俊雄《マシュマロモニター》
映像アーカイヴHIVE(ハイヴ)
リサーチ・コンプレックス NTT R&D @ICC
主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC](東日本電信電話株式会社)
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