田中達也展 みたてのくみたて MINIATURE LIFE・MITATE MIND

「おすしが ふくを かいにきた」 ©Tatsuya Tanaka

「おすしが ふくを かいにきた」 ©Tatsuya Tanaka

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会 期
20240801日 -  20240828
開催時間
10時30分 - 19時30分
入場は19時00分まで
最終日は18時00分まで(入場は17時30分まで)
休み
8月21日(水)
入場料
有料
【当日券】一般:1,200円(税込)、大学・高校生:1,000円(税込)、中学生以下:無料
【前売券】一般:1,000円(税込)、大学・高校生:800円(税込)
※前売り券は、ローソンチケット、セブンチケット、イープラスにて7月31日(水)までお求めいただけます。 ※障がい者手帳・デジタル障がい者手帳をご提示いただいたご本人様ならびに同伴者1名まで入場無料 ※安全のため、小学生以下のお子さまは必ず保護者の方ご同伴でご入場ください。
展覧会の撮影
作品の販売有無
展示のみ
この情報のお問合せ
日本橋髙島屋S.C.本館 8階ホール
情報提供者/投稿者
開催場所
日本橋高島屋S.C.本館 8階ホール
住所
〒103-8265 東京都
中央区日本橋2丁目4番1号 8F
最寄り駅
日本橋
電話番号
-

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

田中達也は、日常にあるものを別の物に見立てたアート「MINIATURE CALENDAR」を、2011年からInstagramで毎日発表し続けているミニチュア写真家・見立て作家です。丸眼鏡を自転車に、ソフトクリームをウェディングドレスに見立てた作品には、言葉遊びを交え、ウィットに富んだタイトルもつけられています。
本展覧会では、田中達也の「見立て」の発想をテーマに、日本初公開のミニチュア作品約160点の作品を「HOME」、「FORM」、「COLOR」、「SCALE」、「MOTION」、「LIFE」、「WORLD」の7つのゾーンに分けて展示します。さらに、大人気絵本のキャラクターやフォトスポットにもなる大型作品も展示し、見立ての世界を体感できます。また、すべての作品が撮影可能な展覧会です。

[見どころ]
1 韓国・ソウルで現在開催中。2か月で約9万人の動員*を記録している展覧会が日本初上陸! *2024年5月16日時点
2 全作品写真撮影可能!鑑賞しながらミニチュア写真家気分を味わえる
3日本初公開となるミニチュア作品を約160点展示
4 自分がミニチュア人形になったようなフォトスポットでミニチュアの世界を体感
5 大人気絵本の『おすしが ふくを かいにきた』のキャラクター作品が登場

展覧会開催にあたって~田中達也のコメント~
「どうしてアイデアが尽きないのですか?」私はよくそう訊ねられます。2011年から毎日作品を発表している中で、どうやって頭の中で見立てのアイデアを探し、組み立てているのかを意識できるようになりました。今回の展覧会に「みたてのくみたて」というテーマを選んだのは、皆さんの質問に自分なりの答えを示したい気持ちがあったからです。

[展示構成]
■HOME 暮らしから考える
「HOME」の部屋では、身近にあるものや日常的に見慣れたものから着想を得た作品を展示しています。「見立て」の面白さは、私たちの身の回りにある日用品など一般的に知られているものを、別のものに変換することによって面白みが生まれるという所にあります。

■FORM 形から考える
「FORM」の部屋では、物体の「形」に着想を得た作品を展示しています。田中達也は、「見立て」のアイデアを考える際に、形を簡略化しシンプルに捉えた上で、考えを発展させていきます。例えば、四角い積み木の上に三角形の積み木を置くと、「家」ができます。積み木のような基本の形を使い考えることで、様々なアイデアを探ります。形や特徴を簡単なものに置き換えて考えることで、新しいアイデアを見つけ出しています。

■COLOR 色から考える
「COLOR」の部屋では、「色」に着想を得た作品を展示しています。例えば、海をイメージするときに、青を思い浮かべることがあります。しかし、実際には波の荒い灰色の海や、南国のエメラルドグリーンの海、夕景の茜色に染まった海など、様々な色の海が存在します。「海といえば青」というように、色のイメージを簡略化することで、連想しやすい見立てのモチーフを見つけやすくなります。

■SCALE スケールを考える
「SCALE」の部屋では、形や色などとは異なる、「大きさ」に注目した作品を展示しています。大きさの基準を変えることで、同じモチーフでも印象に変化をつけることができます。例えば、ホッチキスの針を1/24スケールで見ると書類の束に見えますが、1/2500スケールで見るとビルに見えるなど印象に変化をつけられます。

■MOTION 動きや変化から考える
「MOTION」の部屋では、「動き」や「変化」に注目した作品を展示しています。例えばメトロノームの振り子の動きをシンプルに捉えると左右を往復する動きになるように、「往復するもの」や「回転するもの」のように形は異なっていても、動きが似ているものから連想し、見立てを導き出すことができます。

■LIFE 生き物におきかえる
「LIFE」の部屋では、寿司やアイス、ソーセージなどが買い物客や店員に擬態した仮想世界がテーマの著書『おすしが ふくを かいにきた』の世界を体感できます。まぐろの刺身を着たお寿司が新しい洋服を買いにきて、エビやサーモンを前に、どのネタに着替えるか迷っているシーンを表現したミニチュアなどを展示しています。

■WORLD 世界共通のことから考える
「WORLD」の部屋では、多様性が謳われる時代においても、世界各国に共通するものをテーマにした作品を展示しています。一人ひとり「違い」があることを前提に、同じ地球上に暮らす人間としての「共通点」を見立てに落とし込んだ作品を通じて、「世界はおなじである」という田中達也からのメッセージも感じ取れます。

主催・協賛・後援

主催:NHK財団
企画制作:株式会社MINIATURE LIFE、株式会社CoCo

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