開催時間 |
12時00分 - 19時00分
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休み |
月曜日,火曜日,水曜日
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入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
Gallery OUT OF PLACE
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒630-8243 奈良県
奈良市今辻子町32-2 |
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最寄り駅 | 奈良 |
電話番号 | 0742-26-1001 |
奈良芸術短期大学専攻科を 2003年に修了した後も赤井正人は、生まれ育った土地天川村に拠点をおき続けています。
最初の15年は山深い森に潜むモノノ怪や目に見えない存在を可視化させた具象的な平面作品(テンペラ画)を制作発表し続けてきました。
ここ5年は赤井の表現形式は木彫(彫刻)に移行しています。周囲に存分にある大木を用い、絵画での主題と同じく
動物とも植物ともつかない不思議な生命体を彫刻3D化し、その後赤井はそれらを炎に焚べ黒く炭化させます。
でき上がった黒く大きな木彫を何十体も立ち並らばせる時、そのインスタレーションは、吉野の山々を彷彿としながらも、
まるで異界への道の案内役を買って出る山伏たちの群像のようにも見えてきます。
結局赤井が表現しようとしているのは、絵画でも彫刻でもなく、彼の制作活動やそこで生きることそれ自体で天川という土地が掘り起こされ、そこに広がる磁場が彼自身を含めた現代人にどんな影響をもたらすのか、もたらしてきたのか、それを探る旅に出ようと人々を誘う行為、それが彼のfield workなのかもしれません。
今回の展覧会では、黒い木彫群を展示するとともに、天川村で赤井が住民として、また赤井家の人々が行なっている活動の記録も併せて展示します。
レセプションパーティ
1月13日(土)18:00~19:30
作家が在廊します。ぜひご来場ください。入場無料
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