開催時間 |
10時00分 - 17時00分
土日祝 10時00分~17時30分まで 入場は閉場の30分前まで |
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休み |
月曜日
但し4/29(月)の祝日、5/6(月)の振替休日は開館、翌4/30(火)、5/7(火)は休館 (会期中4月23日(火)から約10点を展示替えします) |
入場料 |
有料 一般900円(700)、大・高生450円(350)、中学生以下無料 ※( )は20名以上の団体料金 ※3/16(展覧会初日)と、4/19(開館記念日)は無料 ※3/27、4/24はシルバーデー(毎月第4水曜日は65歳以上の方無料)※身体障がい者手帳、愛の手帳(療育手帳)または精神障がい者保健福祉手帳をご提示の方と付き添いの方1名は半額 割引:リピーター割引、ウェブクーポン割引ほか各種割引を実施(詳細は当館HPに掲載) |
作品の販売有無 |
展示のみ
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子連れ |
可 |
この情報のお問合せ |
町田市立国際版画美術館
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒194-0013 東京都
町田市原町田4-28-1 |
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最寄り駅 | 町田 |
電話番号 | 042-726-2771 |
昭和初期にあたる1930年代の東京は関東大震災から復興し、新しい景観と映画やカフェなどの娯楽文化が流行する近代都市へと変貌を遂げています。その一方で、この年代は経済や文化面などへの国家の統制が強化され、戦時体制へと歩みが進んだ時代でした。
こうした時代に、1932年(昭和7)、小野忠重(おのただしげ・1909-1990)や武藤六郎(むとうろくろう・1907-1995)ら20代はじめの青年たちが「新版画集団」を結成し、「版画の大衆化」を掲げて版画運動を開始します。この後グループは、活動の中で、現代版画には絵画的充実が必要だと実感し、1936年(昭和11)に一旦解散、小野や清水正博(しみずまさひろ・1914-2011)らメンバーの一部が1937年(昭和12)に「造型版画協会」を結成して版画運動を継続・発展させました。
本展覧会では、「新版画集団」と「造型版画協会」のリーダーであった小野忠重の旧蔵品を中心とした約300点の作品によって、これらのグループによる版画運動の諸相を探ります。また、激動の1930-40年代という時代に版画に熱中した青年たちが、如何にこの時代を超えようとしたかを考えます。本展は、明治の終わりに登場し、まだ30年にも満たなかった創作版画の、いわば「青春期」を振り返る機会にもなるでしょう。
みどころ
1.知られざる1930-40年代の創作版画をなんと約300点展示
2.出品作品を通して1930-40年代の日本にタイムスリップ
3.青年版画家たちは、戦争の足跡が聞こえてくる時代をいかに超えようとしたか!
1. 講演会:原田光氏(無言館手伝い、元岩手県立美術館館長)
4月14日(日) 14:00~15:30
「1930年代日本の版画 ―小野忠重と藤牧義夫を中心に」
2. 鼎談: 三木哲夫氏(兵庫陶芸美術館館長)、西山純子氏(千葉市美術館学芸員)、滝沢恭司(当館学芸員、本展企画者)
4月28日(日) 14:00~15:30
「知られざる版画運動 新版画集団と造型版画協会の若き版画家と作品」
※両イベントとも、講堂にて、先着100名 要本展観覧券(半券可)
3. 子ども講座 -みてみてつくろう-
展覧会を鑑賞し、キッチンリトグラフという技法で版画を作ります。
杉浦幸子(武蔵野美術大学芸術文化学科教授)、制作指導・上村牧子(当館学芸員)
3月30日(土)13:30~16:00
対象/定員 小学3~6年生/16名
(事前申込制。募集期間2月14日正午~3月4日、受講料1,000円)
申し込み方法など詳細はホームページをご覧ください。
4. 学芸員によるギャラリートーク
3月17日(日)/4月21日(日) 各日14:00 ~ (45分程度)
企画展示室にて 要当日有効観覧券
5. プロムナード・コンサート
出演:塩谷遥氏(ピアノ)
4月27日(土) 第1部13:00~13:30/第2部15:00~15:30 各回30分程度
エントランスホールにて 参加無料 申込不要
主催:町田市立国際版画美術館
特別協力:和歌山県立近代美術館
特集展示「日本のグラフィック・デザイナーと版画」
2024年3月13日(水)~5月19日(日) 常設展示室 入場無料
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