開催時間 |
15時00分 - 21時00分
土曜13:00〜19:00 |
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休み |
日曜日,月曜日,火曜日,水曜日
※冬季休廊 2024年1月4月(木) - 1月13日(土) |
クリエイター在廊 |
有
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入場料 |
無料 |
展覧会の撮影 |
可 |
作品の販売有無 |
販売有 50,000円 ~ (税別)
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子連れ |
可 |
この情報のお問合せ |
hello@27-gallery-tokyo.com
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イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒103-0023 東京都
中央区日本橋本町3-2-12 日本橋小楼ビル202 |
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最寄り駅 | 三越前 |
電話番号 | 090-2218-7393 |
27 GALLERY TOKYOでは、2023年12月15日(金)より 、堀内マキコ初個展「COME」を開催いたします。
い‐ぶつ【異物】
普通とは違ったもの。
違和感を与える奇異なもの。
堀内マキコの表現するもの、それは「異物との遭遇」だ。もともと存在していたはずのもの、それが少し遠くの人々に届くだけで、それは「異物」になり得る。
2010年以降、世界的にスマートフォンが普及し、ネット社会がより身近に存在するようになった。人々はSNSの発達により個々の日常や価値観を発信・受信しやすくなり、それは社会の多様化を後押しする重要な基盤となっている。
子どもが自身と違う身体的特徴を持った生物や、人の価値観を違和感として拒絶したり、興味から観察する対象にしていたものを、経験と共に受け入れていくように、「出会い」とはもともと「異物との遭遇」ではないだろうか。
「異物」を異物と感じる事そのものが、自身の偏りや文化を再確認するきっかけであり、また自身が他者にとっての「異物」になっていることを示している。
社会の多様化は「普通」という概念を希薄化させる。自身の存在や価値観の偏りに対して自覚的にならなければ、他者を不本意に傷つける可能性、緊張を孕んでいるのだ。
「異物」とは思っていたよりも近くに存在し、内包するものであり、異物同士として出会った私たちは、お互いの固定観念を破壊し、そして新しいものに日々作り変えている。
その瞬間を捉え、緊張を再確認すること。私たち自身の危うさ、もしくは光となる可能性を忘れないために堀内は表現を続けている。
27 GALLERY TOKYO