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会 期
20231117日 -  20231122
開催時間
12時00分 - 20時00分
水曜日17:00まで
休み
木曜日
クリエイター在廊

土曜日、日曜日
展覧会の撮影
この情報のお問合せ
03-5285-8822
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
新宿眼科画廊
住所
〒160-0022 東京都
新宿区新宿5-18-11
最寄り駅
東新宿
電話番号
03-5285-8822

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

〔概要〕
青木は自らの身体を事物に見立てたセルフポートレートで作品を制作している写真作家であり
写真にカビを発生させる独自技法を用いて表現を行なっている。今回の展示では、手をモチーフとした作品を展開。
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歳を重ねるにつれ自分の手をよそよそしく感じる。
まるで他人のように感じることが。
私はセルフポートレート作品を撮っているのだが、自己の中に他者を感じさせる部分に興味を抱きモチーフとした。
手は身体の他の部位とは異なり、殆ど世話が必要ない。
それどころか食べ物を口に運び、糞便を拭い、延いては性欲の処理まで行う世話やきである。
また「手当て」という言葉があるように身体に痛みがあればその部位を手で触れることで癒すという
スピリチュアルな側面もあり、その使命は現実的なものから神秘的なものまで多岐にわたる。

手はキリスト教の宗教美術においてシンボルやサインであり、感情と神性を具体的に表現する要素として頻繁に登場する。
ミケランジェロの「アダムの創造」では、アダムが神の手によって粘土で作り出され
彼に命を吹きこんだという奇跡的な瞬間が描かれた。まさにゴッドハンド。
人間とは人造人間ならぬ神造人間であり、手によって作られた我々迷える子羊が
「手」に覚えた違和感は近寄り難い神聖な存在への信仰の表れなのかもしれない。
今回の作品ではカビを画材のように使って生と死、そして時間経過と自然の象徴としてドローイングし
いくつかの写真ではチルトレンズという特殊なレンズで撮影し平面の対象物が立体的に躍動して見える効果をねらい製作に臨んだ。
…ぢっと手を見ていただきたい。

600×600〜300×300ミリパネル、大小15枚による展示。

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