岩崎ミュージアム第485回企画展 The Exhibition of KATAN ISHIKAWA

  • 印刷する
  • add calendar
会 期
20230426日 -  20230507
開催時間
10時00分 - 17時00分
最終日5/7(日)は16:00終了
休み
月曜日
クリエイター在廊
入場料
有料
大人300円/小人(小・中学生)100円
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
岩崎ミュージアム 045-623-2111
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
岩崎ミュージアム
住所
〒231-0862 神奈川県
横浜市中区山手町254
最寄り駅
元町・中華街
電話番号
045-623-2111

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

 昨年12月、ベトナムの西端にあるフーコック島と中部の高原にある街だラットへ行ってきました。コロナの影響で3年ぶりの海外旅行となりましたが、現地ではまだまだ日本人の観光客は非常に少なく、とくにフーコック島では日本人を見ることは皆無でした。
 そして、驚いた事にフーコック島のベトナム人以外の外国人旅行者の8割位がロシア人だったのです。もともとベトナムとは関係が深いせいか、以前からロシア人観光客は多く見かけましたが、他の観光客が減少したという事もあるのでしょうが今回は特に目立ちました。
 そういえば直前のニュースで、タイのプーケットでの外国人観光客の8割がロシア人で長期滞在している人が多く、またインドネシアのバリ島でも長期滞在している人が多いと言っているのを思い出しました。ロシアとウクライナの戦争の影響が出ているということのようです。
 一次産業中心の経済では領土の面積が国勢に影響するということはありますが、経済発展した国では領土の広さはほとんど意味のないことで、産業発展のほうが国勢には重要だと思います。
 旧態依然の価値観に囚われている政治家が妄想とプライドだけで動くと非常に危険です。
 関東大震災と東日本大震災。スペイン風邪とコロナ、ウォール街の暴落とリーマンショック、振興経済国の台頭にともなう経済競争の激化、ナチスの侵攻とロシアのウクライナ侵攻、大衆迎合の政治と経済政策の破綻。
単なる思い過ごしであればいいのですが、現在が戦争前の状態に近づいているのではないかと危惧しております。
 毎日ただまっすぐ思うままに作品を制作しておりますが、将来作品を見返した時に、そのような心理状態が無意識に作品に反映されていると思うのかも知れません。
今回も新しい作品を発表できることとなりました。
皆様には、ご来駕ご高覧いただければ幸いに存じ上げます。
石川珂旦

平均:0.0 
レビューした人:0 人

近くの展覧会

人気の展覧会