田中若葉・保木詩衣吏 漆とガラスの二人展

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会 期
20200304日 -  20200315
開催時間
13時00分 - 19時00分
最終日17時まで
休み
休廊:月、火曜
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
info@morgenrotarts.com
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
art space morgenrot
住所
〒107-0062 東京都
港区南青山3-4-7 第7SYビル
最寄り駅
外苑前
電話番号
050-3740-0628

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

田中若葉 保木詩衣吏 漆とガラスの二人展

会期:2020年3月4日(水)から3月15日(日) 
   月曜・火曜休廊 
   13時~19時 最終日18時まで

田中若葉(漆芸) 保木詩衣吏(ガラス)

作家プロフィール
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田中 若葉 Wakaba Tanaka

乾漆や轆轤の器、カトラリーに螺鈿や卵殻などの加飾を施した漆の作品を制作しています。
自然の風景や気象をモチーフに、漆の手ざわりや風合いを活かしたものづくりを心がけています。

私の実家はへんぴな田舎の山のなかにあり、小さいころから自然に囲まれた土地での日々を過ごしていました。
不便な面ももちろんありましたが、そのとき感じた植物の色や香り、雨風の音、空気のゆらぎなど日々の生活の中で得ることのできる何気ない体験が私の記憶の中に少しずつ蓄積されていきました。
それらの記憶やイメージを作品に落としこむことでその風景や景色を少しでも留めておくことができれば、という思いで制作をしています。

また漆というと艶やかでなめらかな表面、鏡面仕上げのイメージを持たれがちですが、どちらかというと私の作品は艶を抑えたマットな面や和紙肌、あえてざらざらに見えるような仕上げで終えることが多いです。
そのような表現から自然の持つ柔らかさや温かみを感じて頂ければ幸いに思います。

保木 詩衣吏 Shieri CHoki

板ガラスに陶芸用釉薬で絵付けを施し、重ね合わせて焼成、研磨し、作品を制作。
ガラスに雪や落葉など朽ちていくものを”溜める””留める”ことをテーマとし、器をモチーフとした立体造形を行っている。
また上記テーマにて花器やテーブルウェアの制作を行う。

私はモチーフによく雪を使って表現します。岐阜県飛騨地方は冬になると多くの雪に包まれます。
新しく積もっては、静かに佇む白い雪は、大変うつくしく、そして春になるにつれて消えていく、とても儚いものです。
そういった故郷の風景の流れとともに、時の流れを感じ、留まらない美しさに尊さと共に切ないような感覚をおぼえます。
とけてゆく雪が少しの間地上に留まる
〝水溜り”
地上の器となって、消えゆくものに思いを馳せる時間を与えてくれる。
流れゆくものは留まらないと知りながら、この地上の器を眺めていたい。
矛盾した思いを抱きながら、矛盾した器をテーマに作品を制作しています。

1985 岐阜県飛騨市に生まれる
2009 武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 卒業
2012 富山ガラス造形研究所 研究科 卒業
2015 卯辰山工芸工房 ガラス工房 修了
2017 石川県金沢市にて独立
保木硝房として制作を行う

2011 第51回 日本クラフト展 入選
2011 第5回 KOGANEZAKI 「器のかたち」現代ガラス展vessels 奨励賞
2012 第20回 テーブルウェアフェスティバル 入選
2012 第5回現代ガラス展in山陽小野田 入選
2012 ビアマグランカイ9final 入選
2012 第52回 日本クラフト展 入選
2013 第21回 テーブルウェアフェスティバル 入選
2013 日本現代工芸展 新入選
2013 金沢国際ガラス展 入選
2015 現代ガラス展in山陽小野田 大賞
2015 15'日本のガラス展 がらすらんど賞
2017 第三回 工芸とアートの金沢オークション J R西日本賞
2018 現代ガラス展in山陽小野田 入選
2018 第7回そば猪口アート公募展 優秀賞

全国で個展、グループ展、展覧会、多数開催

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