開催時間 |
11時00分 - 19時00分
日 17時00分まで |
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休み |
火・水
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入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
Nii Fine Arts
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒531-0071 大阪府
北区中津1-15-37 キタの北ナガヤ101号 |
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最寄り駅 | 中津 |
電話番号 | 06-4708-7839 |
このたびNii Fine Artsでは2019年5月25日(土)から6月9日(日)まで「倉俣史朗 小展示」を開催いたします。
1960年代後半から最新の科学技術に可能性を見出し、空間デザイン、家具デザインの分野で革新的な作品を発表した世界的デザイナーである倉俣史朗は、アクリル、グラス、アルミニウム、スチールメッシュを多用した作品を多数生み出しました。没後もなおその独創性と希有な存在から多くの人々に影響を与え続けています。
今回の小展示では、フラワーベースや《ミス・ブランチ》(1988)のマテリアルとして使われた薔薇を封印したアクリル・オブジェ(没後制作)、《Acrylic Stool》(1990)に使用された羽を浮かばせたアクリル・オブジェ(没後制作)、1990年に倉俣史朗がデザインしたモックアップを元に三保谷硝子が制作した香水瓶(没後製作)、《ガラスの椅子》の6分の1のミニチュア作品(没後製作)など10数点を展示します。
また、国内外で開催された回顧展の貴重なポスターも合わせて数点展示します。
■倉俣史朗(1934-1991)
1934年東京生まれ。都立工芸高等学校木材科で学び、1953年から帝国器材に勤める。1953年から56年まで桑沢デザイン研究所リビングデザイン科で学ぶ。1957年に三愛の宣伝課に就職し、ウィンドウディスプレイなどのデザインを手掛ける。1965年クラマタデザイン事務所を設立。1967年横尾忠則らとコラボレーションしたインテリアデザインなどで脚光を浴びる。このころから、彼が生涯にわたって好んだアクリル素材を用いて、日常の空間に無重力を作り出したような、透明で浮遊感のある作品を生み出していく。1970年〈Furniture in Irregular Forms〉シリーズで世界に広く認知される。1972年毎日デザイン賞を受賞。1981年エットレ・ソットサス Jr.らによるイタリアンデザインの新しいムーブメントであるメンフィス(Menphis)の展示会に磯崎新、マイケル・グレイブスらと共に参加。1990年フランス文化省芸術文化勲章を受勲。1991年急性心不全のため死去(享年56)。
ギャラリートーク 5月25日(土) 17:30~
講師:橋本啓子(近畿大学建築学部准教授)
要予約、参加費 ¥1,000.-
協力:有限会社ワタヌキ/ときの忘れもの