辻政博

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大学では、絵画科抽象コースに所属した。担当教官は、稲葉治夫、成田克彦、木村一生、榎倉康二。当時は、モノ派やミニマルアートなどに影響を受け、黒鉛などの身体性の強い素材を使い還元主義的な傾向の作品を制作していた。
大学卒業後、東京都の図画工作専科教員として墨田区に勤務。小学校での子どもの表現活動との出会いは、極めて新鮮で衝撃的であった。歴史的な文脈に縛られないヒトがもつ生来の生きる意欲と喜びをそこに感じた。以後、子どもの造形の面白さにのめり込む。
東洋大学大学院では、松野安男教授(ジョン・デューイ研究者)、大正大学大学院では、シャウマン・ヴェルナー教授(比較文化、絵本研究)に指導を受けた。
図工教員を退職し、大学で教員養成に携わる。美術教育分野では、図画工作科教科書(日本文教出版)著者代表、N H K Eテレ「キミなら何つくる?」番組委員、カンボジア王国芸術プログラムアドバイザイリー・グループ委員、東京都図画工作研究会会長、N P O法人市民の芸術活動進委員会理事等の活動を通して、子どもが楽しく創造的に生きるアートのあり方を模索してきた。
近年、制作は、平面の枠組みの中で、素材や身体性を生かしつつ、その層的な構造の中に、イメージが固着する以前の意味の生成に関心を向け制作している。

開催中
 
これから開催
 
プロフィール
○学歴
・東京造形大学造形学部絵画科抽象コース卒業(稲葉治夫先生、木村一生先生、成田克彦先生、榎倉康二先生)
・東京造形大学造形学部絵画科研究生修了
・東洋大学大学院文学研究科教育学専攻博士前期課程修了(教育学修士)(主査:松野安男教授)

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・大正大学大学院文学研究科比較文化専攻博士課程単位取得満期退学(主査:シャウマン・ヴェルナー教授)
○職歴
・造形教育研究・美術家
・学習院大学大学院非常勤講師(H30年〜現在に至る)
・学習院大学非常勤講師(H26年4月〜現在に至る)
・聖徳大学非常勤講師(H24年4月~現在に至る)
・東京家政大学非常勤講師(R3年〜現在に至る)
・帝京大学教育学部 教授(H30年4月〜R3年3月)
・帝京大学教育学部 准教授(H27年4月〜H30年3月)
・帝京大学教育学部専任講師(H25年4月〜H27年3月)
・帝京大学非常勤講師(H24年4月~H25年3月)
・東京都公立小学校図画工作科専科教員として、30年間勤務。(墨田区、北区、板橋区、足立区、文京区)
○主な社会における活動等
・東京都図画工作研究会顧問(平成23年4月~現在に至る)
・NPO「市民の芸術活動推進委員会」理事(平成18年~現在に至る)
・財団法人美育文化協会評議委員(平成8年~現在に至る)
・財団法人教育美術振興会評議委員(平成19年~平成28年6月まで)
・文部省教育課程に関する総合調査結果分析協力者(平成8年~平成9年3月まで)
・東京都図画工作研究会会長(平成18年~平成23年3月)
・国立教育政策研究所教育課程研究センター「評価規準、評価方法の工夫改善に関する調査研究協力者」(平成22年5月~平成23年3月)
・NHK Eテレ「キミなら何つくる?」番組委員(H25年度、H26年度、H27年度)
・一般社団法人全国保育士養成協議会 委員(H26年度、平成27年度、平成28年度、平成29年度、平成30年度、平成31年度、令和2年度、令和3年度、令和4年度)
・国土交通省水管理・国土保全局「土砂災害防止に関する絵画・作文に係る中央審査委員」(平成28年度〜現在に至る)
・JICA草の根技術協力事業、JHP・学校をつくる会 カンボジア王国芸術教育支援事業「芸術教育プログラム作成に関するアドバイザリー・グループ委員」(H28〜H32)
・絵本学会論文査読委員(平成29年度〜令和1年3月まで)
・第22回絵本学会大会実行委員会委員長(平成30年度〜令和2年年3月まで)
・東京藝術大学大学院博士後期課程学位論文審査委員(副査)(令和5年4月1日〜令和5年7月31日)

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