開催時間 |
10時00分 - 18時00分
※祝日除く金曜、会期最終週平日は20時00分まで ※入館は閉館時間の30分前まで ※臨時の時間変更の場合あり(詳細はWEBサイト等でご確認下さい) |
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休み |
毎週月曜(但し、2016年3月20日、5月1日、15日は開館)
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入場料 |
有料 一般1700円、高校生・大学生1000円、小・中学生500円 前売券 一般1500円 ※大学生以下、ペア(一般は前売り券の設定はありません ※ペア券はチケットぴあでのみ販売致します。 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
03-5777-8600(ハローダイヤル)
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒100-0005 東京都
千代田区丸の内2-6-2 |
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最寄り駅 | 東京 |
電話番号 | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
1880年代末のパリ、様々な新しい芸術表現が勃興するなか、画塾アカデミー・ジュリアンで出会った若き画家たちを中心に集い、
前衛的な芸術活動を行ったグループが「ナビ派」です。ボナール、ヴュイヤール、ドニ、セリュジエ、ヴァロットンらを中心とする
ナビ派の画家たちは、ゴーガンから影響を受け、自らを「ナビ(預言者)」と呼んで、新たな芸術表現を模索しました。
近代都市生活の諸相を平坦な色の面で表す装飾性と、目に見えないものを描く内面性ー日常と神秘をあわせ持つナビ派の芸術は、
一見控えめで洗練された画面のうちに、20世紀美術への橋渡しとなる静かな革新性を秘めているのです。本展は、近年
国際的に評価が高まるこのナビ派の芸術を本格的に日本に紹介する日本で初めての展覧会となります。
本展では、オルセー美術館が誇るナビ派のコレクションから油彩約60点、素描約10点などをあわせておよそ70点が一堂に会します。
ナビ派研究を牽引するオルセー美術館・オランジュリー美術館総裁ギ・コジュバル氏総監修のもと、6つのテーマに従って、ナビ派芸術の
魅力を新たな視点から展覧します。
みどころ
1 フランス近代美術の殿堂 オルセー美術館が誇る「ナビ派」コレクションを一堂に。
ナビ派のコレクションは、印象派、ポスト印象派の収集と並んでオルセー美術館を代表するものです。
世界的にも第一級のこのコレクションから、ナビ派を代表する珠玉の作品や新規収蔵品を含め70点がまとめて出品される貴重な機会です。
2 国際的に評価が高まる「ナビ派」芸術を日本で初めて本格的に紹介。
ナビ派の芸術は、西洋近代美術史の中で描くことのできない重要な「ミッシング・リンク(失われた環)」のひとつとして、
こんにち国際的に評価が高まっています。本展ではこの芸術活動の全体像を国内で初めて本格的に紹介します。
3 19世紀末の美の預言者「ナビ派」-20世紀美術を予兆する知られざる革新性に注目。
自らを「預言者」と呼んだナビ派は、ゴーガンの影響のもと印象主義を超越し、20世紀のフォーヴや抽象美術を予兆するかのような
新たな表現を追求しました。洗練された装飾性と、深い内面性-これまであまり知られてこなかったナビ派の特徴と魅力の全貌を
余すことなく紹介します。
主催:三菱一号館美術館、読売新聞社、オルセー美術館
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本