ひとを描く

アンドレ・ドラン《ヴァイオリンを弾くヴラマンクの肖像》 1905 年、石橋財団アーティゾン美術館

アンドレ・ドラン《ヴァイオリンを弾くヴラマンクの肖像》 1905 年、石橋財団アーティゾン美術館

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    会 期
    20241102日 -  20250209
    開催時間
    10時00分 - 18時00分
    毎週金曜日は20時00分まで
    ※入館は閉館の30分前まで
    休み
    月曜日
    (11月4日、1月13日は開館)、11月5日、12月28日ー1月3日、1月14日
    入場料
    有料
    日時指定予約制(2024年9月3日[火]よりウェブ予約開始)
    ウェブ予約チケット1,200円、窓口販売チケット1,500円、学生無料(要ウェブ予約)
    ※予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケットをご購入いただけます。 ※中学生以下の方はウェブ予約不要です。 ※この料金で同時開催の展覧会を全てご覧いただけます。
    作品の販売有無
    展示のみ
    この情報のお問合せ
    アーティゾン美術館
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    アーティゾン美術館
    住所
    〒104-0031 東京都
    中央区京橋1-7-2
    最寄り駅
    京橋
    電話番号
    050-5541-8600(ハローダイヤル)

    詳細

    展覧会内容

    古代ローマの大プリニウスの『博物誌』には、コリントの陶器商の娘が旅立つ恋人の姿を残しておくために壁に影をかたどったというギリシア人の説話が書かれています。この物語は、18世紀後半から19世紀初めには、絵画の起源として引き合いに出されました。そして実際、ヨーロッパの美術の歴史を見てみると、「ひとを描く」ことは作品制作の重要な要素のひとつでした。たとえばエドゥアール・マネやポール・セザンヌの自画像は、自らの技量を示すことのできる題材であると同時に、さまざまな新しい表現の実験の場でもありました。ピエール=オーギュスト・ルノワールの手がけた肖像画は、画家にとって重要な生活の糧となっていました。また、物語に登場する人物を描いた作品もあります。この展覧会では石橋財団コレクションから、古代ギリシア陶器と近代ヨーロッパの絵画作品などの合計85点で、人物表現の豊かさをご紹介します。

    見どころ
    1.マネ、セザンヌ、ルノワールらヨーロッパ近代画家による人物画を一望
    本展ではマネ、セザンヌ、ルノワールら19世紀から20世紀にかけて活躍したヨーロッパの画家たちによる人物画を一望いただけます。例えばモデルと画家という関係に注目すると、描いた画家と交流のあった同時代の画家が浮かび上がってきます。アンドレ・ドラン《ヴァイオリンを弾くヴラマンクの肖像》はドランがヴラマンクをモデルに描いた作品で、右下にはドランのサイン、左下には「ドランによる私の肖像」との書き込みがあります。モデルになったのは誰か?どのような物語を描いているのか?など制作背景から、当館の人物画の名作を新しい視点でお楽しみください。

    2.古代ギリシア陶器を一堂に展示
    古代ギリシア陶器30点を一堂に展示します。古代ギリシア陶器に描かれた「ヘラクレスとケルベロス図」「男女図」「婦人図」などの様々な人物と、ヨーロッパ近代画家らによって描かれた人物を見比べていただくことで人物表現の豊かさを感じ取っていただけます。

    3.藤島武二と長谷川路可による古代ローマの模写作品を初公開
    イタリアを旅行した日本人の画家たちにとって、古代ローマの作品は魅力的なものでした。本展では古代ローマのモザイクや壁画断片と合わせて、2人の近代日本人画家——藤島武二と長谷川路可——による模写作品を紹介します。これらの模写作品はアーティゾン美術館の開館以来、初めて公開するものです。2人が古代ローマの作品に描かれた人物をどのように表現しているのかをご覧ください。

    主催・協賛・後援

    主催:公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館

    関連情報

    ジャム・セッション 石橋財団コレクション×毛利悠子 ―ピュシスについて(6階展示室)
    アーティゾン美術館では、2020年の開館以来、石橋財団コレクションとアーティストとの共演、「ジャム・セッション」展を毎年開催しています。第5回目となる本展は、国際的なアートシーンで注目を集めるアーティスト、毛利悠子を迎えます。
    毛利の国内初大規模展覧会である本展では、新・旧作品とともに、作家の視点から選ばれた石橋財団コレクションと並べることで、ここでしか体感できない「微細な音や動きで満たされた静謐でいて有機的な空間」に来場者をいざないます。

    石橋財団コレクション選
    特集コーナー展示 マティスのアトリエ(4階展示室)
    アンリ・マティス(1869-1954)の絵画において、室内は常に重要な要素であり続けましたが、とりわけ1940年代以降、生活と創作とが地続きとなった空間として重要になるのが、アトリエです。 本展は、《踊り子とロカイユの肘かけ椅子、黒の背景》(1942年)の収蔵にちなみ、石橋財団のコレクションにより、マティスの創作においてアトリエが果たした役割について、複数の視点から探るものです。

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