“SHODO CONTEMPORARY”

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会 期
20240419日 -  20240511
開催時間
13時00分 - 19時00分
休み
日曜日,月曜日,祝日
クリエイター在廊

4/20(土)18:00〜20:00 オープニングレセプション
入場料
無料
展覧会の撮影
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
infolag@daishinsha.jp
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
LAG(Live Art Gallery)
住所
〒150-0001 東京都
渋谷区神宮前2-4-11 Daiwa神宮前ビル1F
最寄り駅
外苑前
電話番号
03-3405-0604

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

LAG(LIVE ART GALLERY)は2024年4月19日(金)から5月11日(土)まで、田中岳舟、國廣沙織、Oumaによるグループ展“SHODO CONTEMPORARY”を開催致します。

日本の書の新しい歴史を作るべく戦後まもなく発足した前衛書道は、抽象表現主義絵画との邂逅や、国際的な評価を獲得した井上有一の登場等、50年代に隆盛を極めます。
それから数十年、現代に至るまで書の世界は脈々と進化を続けていながらも、一部の作家の活躍を除いてグローバルな美術の文脈からは遠ざかっていました。
近年、そのような状況に問題意識を持ち、改めて表現としての書の可能性を探る挑戦的な試みを行う作家達が登場してきています。

本展で紹介する3名の新進作家は、いずれも書のアイデンティティを変異/拡張させながら、現代的な眼差しを作品に反映し、現代アートとして書を提示しています。
田中岳舟は、幼少の頃より培ってきた伝統的な技法に立脚しながらも、建築の概念を書に導入、図面や記号を用いて平面である支持体の上に空想的に書の立体化を図り、表現領域の拡大を試みます。
國廣沙織は、現代社会におけるジェンダーや社会的属性等の制度的な課題や、SNS環境が人々に与える目に見えない抑圧の中での人間の在り方についての問題提起を、平安時代に成立した仮名文字を用いた作品を通して可視化します。
Oumaは、生成AIにより描画されランダムに繋ぎ合わされた自作マンガのトレースをベースに、過去に自身がブログにアップしたものの現在は全く記憶に無い言葉を吹き出しのセリフやデフォルメされたオノマトペの形で書として表現し、現代社会における「著者」の概念の曖昧さを露呈させます。

この機会に是非ともご高覧ください。

プロフィール

田中 岳舟  Gakushu Tanaka
1990年福岡県出身
左利きであることから幼児期にカキカタ教室へ通わされた事をきっかけに書を学び始める。
その後も書を続けるが、あるとき前衛書と出逢い、その自由な表現に衝撃を受け独自に作品を展開していく。
近年は「書から成るモノ」をテーマとし、思考を広げながら現代の表現としてその可能性を追求している。
2012 九州産業大学建築学科卒業

國廣 沙織 Saori Kunihiro
1985年広島県出身、京都在住
6歳から書を始める。2011年、書を基盤とした活動のため上京。2015年、ひらがなをモチーフにしたジュエリーブランドを立ち上げる。2019年、アーティストインレジデンス入居のため京都へ拠点を移す。以後、現代アートのアーティストとして活動中。

Ouma
東京都出身、現代アーティスト・元獣医師。
ある時から亡くなった動物の子の絵を描いて家族に送るようになり、その数は100以上に。小さな絵に感動していただけたことをきっかけに、アートを通じて獣医師の仕事の本質である「ヒトの心の癒し」が全うできる方法はないかと考え始める。2013年に美術批評家・海上雅臣氏主宰のギャラリー・ウナックトウキョウで行った、ギャラリーを画で覆う個展をきっかけにアート活動を本格化。体験と創造を鑑賞者と協働する創作者の不鮮明な作品を通じ、新しい生命の定義を模索してきた。

関連イベント

4月20日(土)18:00~20:00にオープニングレセプションを行います。

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