開催時間 |
12時00分 - 18時00分
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休み |
火曜日,水曜日
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クリエイター在廊 |
有
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入場料 |
無料 |
この情報のお問合せ |
hello@hide-tokyo.com 川上
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イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒1500011 東京都
渋谷区東2-6-21 1F |
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最寄り駅 | 渋谷 |
電話番号 | 03-6190-5195 |
hIDE GALLER Y TOKYO では、9 月2 日(土)から9 月18 日(月)まで、滝本 優美の個展「# 絵の具を描く」を開催いたします。
滝本は、絵の具を用いて、大小様々なサイズの抽象的絵画を描いています。
彼女の作品は、完成することはありません。一度描き終えた作品でも、全く別の色の絵の具を重ね、何層もの厚みを生み出します。
その混ざり合った絵の具同士が、滝本の唯一無二の配色センスと表現力を際立たせます。
また、彼女の恩師が「絵を描くということは嘘をつくことだ。絵の具という画材を用いて、全く別のものに見せるから、嘘をつくのだ。」と語った時から、彼女は“絵の具” そのものを表現することに意識を傾け始めました。そして制作されたキャンバスには、嘘偽りのない” 絵の具” という物体の真実のみが存在します。
本展では、タイトルの通り” 絵の具を描く” ということに重きを置いた作品をご紹介いたします。
アートに正解はありません。滝本の織りなす抽象的絵画ならではの想像する楽しみを、どうぞお楽しみくださいませ。
▼ステイトメント
絵の具を描く。
ナイフを握り、
クリームを塗る行為のようにたっぷりと絵の具をのせる。
もったりとした絵の具の重さを感じ、
キャンバスの弾力に手が喜び、
枠を超え、はみ出し、
新たな縁へとなるように酸化し、
決められたキワを無くしていく。
建築物やコンクリートのパッチワークのように、
まるでそれだけで自立をしているように建つ。
かたち や いろ から想起され、
何かに見えるかもしれない。
ただそこには絵の具という物質が存在している。
タイトルは、わたしのみた いろ と かたち の並びのなまえ。
好きなように受け取って、好きなように呼んで。
歌詞のついていない曲を聞いているような、
いろ と かたち と 触感 であそぶ感覚。