開催時間 |
12時00分 - 19時00分
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休み |
日曜日,月曜日
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入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
GALLERY TARGET
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒150-0001 東京都
渋谷区神宮前5-9-25 1F |
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最寄り駅 | 原宿 |
電話番号 | 03-6427-3038 |
この度GALLERY TARGETは新しいスペースへと移転いたします。
第1回目となる展覧会はGeoff McFetridgeによる個展「BELIEF IN SPRING (ASLEEP UNDER ICE)」を4月21日より開催いたします。
2022年、中禅寺湖にて開催されたGeoff McFetridge × DAIWA PIER39との展覧会「Double Sided Landscape」のコーディネーションをGALLERY TARGETが担当した際に、新スペースのこけら落しの作家を検討している話の中から、これまでTARGETが歩んで来た系譜から最もふさわしい作家の一人であるという思いから今回の展覧会は実現しました。
本展覧会では日本では初公開となる彫刻作品に加え、キャンバス、ドローングで構成された新作を展示いたします。
新スペース共々、是非ご高覧下さい。
<アーティストステイトメント>
最近友人から語学の習得には4つの段階があると聞いた。
第一段階:話言葉を理解する
第二段階:話言葉を話す
第三段階:その言語を書く
第四段階:その言語で夢を見る
この展覧会には人間と自然の関係を追求する夢のような作品を沢山描いた。
幻覚のようなイメージは人間や動物がお互いに溶け合い、輪郭をなくし共存している様子、僕自身が自然との間に感じる複雑な不快と緊張感を表現したかった。
人間から作られた馬、巨大なサメに乗る少女、動物園でおりにいれられた動物になる男性、このシンプルなイメージは僕が見て感じる視点として提案してみた。
ハーモニーやツリーハギングはない。
パレイドリアとは自然の中に顔や動物が見える現象。
例えば顔のような形をした岩、火星の地表にありそうな顔。それは人間が持つ特性であり、ある時期には何かの役にたっていたのかもしれない。複雑な形を説明するのに必要な情報がいかに少ないか、あるいは感情を呼び起こすのにどれだけ多くの情報がいらないか、ということに私は常に興味を持っている。
これはパレイドリアになっているのかも?自分を取り巻く世界の中に自分を見ようとする人間の本能。
いくつかの作品はみんながよく知っている身近にいる自然界のもの、自分にとっては鹿。鹿は野生味をほとんど感じさせない動物でケアをしてあげたくなる程優しいが時に害虫として駆除の対象にもなる。
都市生活における野生動物への典型的な2つの反応である。鹿を描こうと思ったのも「野生のものが平凡でいいのか?」と思ったからだ。
アメリカの田舎でよく見かける鹿は高速の脇にいる(アメリカの田舎は高速から見ることが多い)道路に入ってきて初めて危険な存在になる。それでも鹿をひく方が迂回するより安全だからひくのが常識という考えもある。
しかし、もし自分達が岩の下に足が引かかっている鹿をみたとき、その岩を押し除けてでも助けようと思わないだろうか?私たちは生き物にとって捕食者だ。彼らにとっては悪夢の様な存在。これは今回描いた全ての動物に言える事。サメも馬も鹿も。威嚇は両側から存在する。今回の展示では、僕と生き物達のそれぞれの夢をイメージして描いてみた。
今回の新作は自分が長年関心を寄せていたテーマを追求したもの。
作品の絵柄がどの様に私たちの持つ理解の合間にある思考を説明できるのか。
どこかに向かう、旅をする、変化していく、春によって溶けていくイメージたち。
絵を描いてるときに求めているのはアイディアではなく、その逆のものの様な気がする。
おおよそ明確なアイディアがある、僕が描きたいものは僕を超えているように感じる。
最高のドローイングと思うものは自分でも気が付かないものや理解できないもの複雑な思考が図式化され解決したものだ。
・発熱や咳なとの症状のあるお客様には、完治してからのこ来廊をお願いします。
・入場の際に手指の消毒をお願いします。
・ギャラリー内では常時マスクの着用をお願いします。また、大声での会話、飲食はお控えください。
・ソーシャル・ティスタンスを保つために来廊の人数は最小限に留めるようお願いします。
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