倉敷は一貫して自身が肉体という物質、そこに付属するカテゴライズによって人間が絶対に断絶された孤独な存在である中での、他者との距離について考えてきた。ジェンダー・死・身体といった他者性、そこに伴う共同体と、他者と共に生き抜くための変革的な行為であるケアについて、宗教を取り巻く体系をモチーフに制作を行なっている。例えば境界の顕在化と問題提起、そこへ新たなナラティブを植えることでのケア。あるいは孤独への対応策として、鑑賞者と作家自身の間に何らかの形で作品を挟むことによって、一時的な近しい(と仮定した)関係性を紡ぐ行為など。転写技法を用いた平面作品を主軸にした他、インスタレーションやパフォーマンスなど複数のメディアを取り扱う。
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