1931年津山市生まれ。当時多くの文化人が疎開していた津山で幼少期を過ごす。1950年恩師の勧めで新設間もない東京藝術大学美術学部へ進学。卒業後に帰岡し、県内の中学校・高等学校で教鞭をとりながら制作発表活動を行う。1970年前後、それまで追求していた風景から人物へとモチーフが変化し、群像に風土性を重ねた表現へと展開するようになる。1979年から鳥取大学、1988年から年岡山大学に勤務。学生と共に制作を行う中で独自の群像表現を深化させた。定年退職後も後進の指導に尽力。卒寿を越えた現在「老醜」をテーマに精力的に発表活動を継続、更なる深化を目指している。第23回・第30回日展特選、岡山県芸術顕彰(大賞)、山陽新聞賞(文化功労)、倉敷市文化章ほか受賞歴多数。
最近見た展覧会はありません。
クリップした展覧会はありません。