可南つちびと展「いとしさ、ひとつ…また ひとつ」

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会 期
20180517日 -  20180523
開催時間
11時00分 - 19時00分
土日10:30〜18:30 最終日5/23は14時までとなります。ご注意ください。
クリエイター在廊

作家は毎日在廊予定です。
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
03-3525-4190 お茶ナビゲート
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
Gallery蔵
住所
〒101-0062 東京都
千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ地下1F「ソラシティプラザ」内
最寄り駅
新御茶ノ水
電話番号
03-3525-4190

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

《つちびと》とは
 陶器で作る人形を『つちびと』と名づけています。人や動物などをその形だけを作るのではなく心を表現したいという想いからです。かつて私はタイトル『非戦』というつちびとなど、メッセージ性の強い作品を多く制作していたのですが、それらの作品は、時として痛みを伴いました。
でも個展を重ねるにつれ、出会う人たちの苦しみに直に触れたり、ニュースなどで現実の世界の厳しさを思い知るたびに、もう痛みを表現するのはたくさんだと思い始めました。
今はこよなく優しい姿を作品にしたいと思っています。優しいものを見たら、人は自然と表情が緩みます。そんな優しさの連鎖で世界が少しでも穏やかになって欲しい。
今回、東京での個展を開催する場所も、NPOの運営する蔵やショーウィンドーで、気軽にアートと触れ合って頂くには最適のところです。通りすがりでもいいから、多くの方にご覧いただき、ひととき心が和んでいただければと願っています。

《つちびと》の制作方法
 その制作方法は、イメージした姿に信楽の赤土を使って成形してから、中の土をかき出し空洞にした後、小さな空気穴を空ける。そして乾燥後、素焼き、本焼きと、食器などと同じ工程を経ます。ただ全体を石でたたく、絵付けの色数を限定するなど、『つちびと』ならではの制作方法をとって、独特の存在感のある造形をめざしています。

「作品に向き合っていると心がほんのり温まってくる」と、個展のたびに多くの方から頂いてきた感想を支えに、この不安定な世界だからこそ、生きていることの愛しさをつちびとに込めて届けたいと思います。

可南(かなん) 略歴
1953年  大阪市に生まれる 大阪府下在住
1987年  陶芸と出会う
1996年  『つちびと』と名付けた陶人形つくりに専念する
1998年  岸和田市展文化協会会長賞を受賞
2002年  家庭画報大賞審査員特別賞 受賞
2006年  梅田阪急三番街のウィンドーギャラリー(大阪・梅田)にて、作品特集
2007年  マリア書房 瞳15号 「陶造詣の群像」で現代陶造形作家12名の一人に選ばれる
2015年  雑誌クロワッサン「美しき日本の手技」に掲載

2003年~現在 企画展に力を注ぎ、年2,3回のペースで個展開催
大丸神戸店くらしのギャラリー、ワイアートギャラリー、ぎゃらりいホンダ、丸善丸の内本店他

主催・協賛・後援

つちびと作家 可南

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