開催時間 |
11時00分 - 18時00分
最終入館は17:30まで |
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休み |
火・水曜日、4/13-14(但し5/3は開館)
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クリエイター在廊 |
有
3月11日、5月21日 |
入場料 |
有料 一般200円、学生100円 |
展覧会の撮影 |
可 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
アートギャラリーミヤウチ
0829-30-8511 agm@miyauchiaf.or.jp |
イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒738-0034 広島県
廿日市市宮内4347番地2 |
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最寄り駅 | 宮内串戸 |
電話番号 | 0829-30-8511 |
過去と未来、此処と彼処のあいだで絶えず振動する現代の風景
ランドスケープという言葉は、日本ではしばしば「風景」や「景観」といった意味で使われますが、もともとは「風景画」を指す言葉でした。すなわち、画家という主体が、対象となる空間を選択・解釈・再構成し、絵画という人工物をつくり上げる行為を指していたのです。
ひるがえって現代では、テレビやパソコン、タブレット、スマートフォンといった無数のディスプレイが、様々な時空を超えた風景を届け、私たちを取り巻く空間を何層にも多重化すると同時に、せわしない視点の切り替えを要求します。現代においては、ランドスケープの対象となる空間も、主体としての人間も、かつてなく揺らいでいるのではないでしょうか。
本展では、この「ランドスケープ」という言葉の本来の用法に、あるいはその不可能性に立ち返りつつ、絵画というメディウムにとらわれない、新たな「ランドスケープ」の在り方を探求します。揺らぐ空間と人間、その揺らぎの感覚を矯正するのではなく、逆に極端にまで押し進めることによって、観る者を時空間の彼方へと瞬間的に拉し去ること。このような「風景画」を、私たちは「テレポーティング・ランドスケープ」と名づけました。
ここにあるはずのないもの。出会うはずのない人々。起こるはずのない出来事。各作家が提示するテレポーティング・ランドスケープは、過去と未来、此処と彼処のあいだで絶えず振動する現代の風景を、不安と予兆に満ちた可能性の場として描き出します。瞬間移動する/させる風景画を前にして、人はそこに何を見ようとするのでしょうか。
出品作家一同
会期中のイベント
(1) オープニングパーティー / ギャラリートーク
日時:2017年3月11日|土|18:00 − 21:00 *申込不要
(2) トーク「現代の風景について」 (仮題)
スピーカー:港 千尋(写真家・著述家)、出品作家
日時:2017年5月21日|日|18:00 − 20:00 *予定
参加費:500円 / 定員:30名
* 同時開催展の『The Otolith Group「The Radiant」』との共通イベント
* 日時が確定次第、HPなどでお知らせいたします。