マティスとルオー展 ―手紙が明かす二人の秘密―

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会 期
20170114日 -  20170326
開催時間
10時00分 - 18時00分
入館は17時30分まで
休み
1月18日、25日/ 2月1日、8日、15日
入場料
有料
一般:1,000円/65歳以上:900円/大学生:700円/中・高校生:500円/小学生以下無料
※20名以上の団体は100円割引き ※障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料でご入館いただけます。
作品の販売有無
展示のみ
この情報のお問合せ
03-5777-8600(ハローダイヤル)
情報提供者/投稿者
開催場所
パナソニック汐留美術館
住所
〒105-8301 東京都
港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4F
最寄り駅
汐留
電話番号
050-5541-8600

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

1906年8月30日、アフリカ旅行から戻った36歳のマティスは、「中でも砂漠はすごかった」と、その強い印象を友人のルオーに書き送ります。国立美術学校で共に学んで以来、この二人の偉大なフランス人画家が交わした膨大な手紙のやりとりは、マティスが亡くなる前年の1953年まで、断続的ながら実に約半世紀に渡って続きました。
全く異なる画風を確立したマティスとルオーは、一方でフランス絵画の輝かしい伝統の継承者としての誇りと責任感を共有していました。それは、外国人を受け入れて輝きを増すフランス、あるいは第二次世界大戦に苦悩するフランス、そのいずれにあっても揺らぐことなく、自らの絵画で回答し続けた姿勢にも表れています。例えば、戦争を機に描かれたマティスによる《ラ・フランス》とルオーによる《聖ジャンヌ・ダルク》は、自由なフランスを象徴する堂々とした女性を描いてその白眉といえるでしょう。
本展では、二人や家族の手紙を紹介しながらその時期の絵画作品を展覧します。マティスの静物画《スヒーダムの瓶のある静物》をはじめとする貴重な初期の作品や、ルオーの重要な版画集『気晴らし』の油彩原画シリーズの全点出品など、フランスからの初来日作品を含む合計約140点を通して、マティスとルオーの友情の秘密に立体的に迫ります。

関連イベント

■マティスとルオー展 記念講演会「マティスとルオーの手紙の発見」
 世紀末のパリで出会い、共に時代を代表する画家となった二人の手紙のやり取りは、 その意外な素顔をも明らかにしていきます。
 この手紙の発見者であり、『往復書簡集』 の編者であるマンク氏が語る、彼らの50年とは。
 講師:ジャクリーヌ・マンク氏(パリ市立近代美術館 学芸部長)
 日時:2017年1月14日(土)午後2時から午後3時30分(開場は午後1時30分)
 定員:150名(要予約)
 参加費:無料(ただし本展の観覧券が必要です)
 会場:パナソニック東京汐留ビル5階ホール
 *未就学児はご遠慮ください。

■マティスとルオー展を語る!「山田五郎アートトーク」
 マティスとルオー、この有名な画家二人の友情を追いかけた展覧会を 山田五郎さんの素敵なトークがもっと楽しくしてくれます!
 講師:山田五郎氏(評論家 BS日テレ「ぶらぶら美術・博物館」などに出演)
 日時:2017年2月10日(金)午後2時~3時(開場は午後1時)
 定員:250名(要予約)
 参加費:無料(ただし本展の観覧券が必要です)
 会場:パナソニック東京汐留ビル5階ホール
 *未就学児はご遠慮ください。

■学芸員によるギャラリートーク
 ※会場の混雑状況によってはスライドトークに変更になります。
 1月22日(日)、28日(土) / 2月3日(金)、11日(土・祝)、17日(金)、26日(日) / 3月3日(金)、10日(金)、16日(木)、21日(火)いずれも午後2時~ (30分程度)
 参加無料(ただし本展の観覧券が必要です)
 予約不要(当日展示室前までお集まりください)

■「ふみの日」プレゼント
 会期中の「ふみの日」にあたる1月23日(月)、2月23日(木)、3月23日(木)にご来館の方に、当館オリジナル絵はがきをプレゼントします。大切なご友人に、直筆の郵便などいかがですか?
 [各日先着50名]

主催・協賛・後援

主催 パナソニック 汐留ミュージアム、産経新聞社
後援:フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、港区教育委員会
特別協力:ジョルジュ・ルオー財団
協力:日本航空

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