スーラージュと森田子龍

森田子龍(左)とスーラージュ(中央) 1963年、パリにて

森田子龍(左)とスーラージュ(中央) 1963年、パリにて

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    会 期
    20240316日 -  20240519
    開催時間
    10時00分 - 18時00分
    最終入場は閉館の30分前まで
    休み
    月曜日
    入場料
    有料
    一般 当日券 1,600円、団体料金/前売券(3/15まで) 1,400円、大学生 当日券 1,000円、団体料金/前売券(3/15まで) 800円、高校生以下 無料、70歳以上 当日券 800円、団体料金 700円、障害者手帳等をお持ちの方(一般) 当日券 400円、団体料金 350円、障害者手帳等をお持ちの方(大学生) 当日券 250円、団体料金 200円 
    ※障害者手帳等をお持ちの方1名につき、その介助の方1名は無料。 ※一般以外の料金には証明できるもののご提示が必要です。 ※団体(20名以上)でご鑑賞いただく場合は事前のご連絡をお願いします。
    作品の販売有無
    展示のみ
    この情報のお問合せ
    兵庫県立美術館 078-262-1011
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    兵庫県立美術館
    住所
    〒651-0073 兵庫県
    神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 [HAT神戸内]
    最寄り駅
    岩屋
    電話番号
    078-262-1011

    詳細

    参加クリエイター

    展覧会内容

    戦後まもない時期、海外の抽象画と日本の前衛書は、国境やジャンルをこえて、同時代性を示していました。森田子龍が編集を行っていた『墨美』(1951年6月創刊)では、1950年代、欧米の抽象絵画を次々と紹介しています。ピエール・スーラージュとの関係も、『墨美』をきっかけに始まりました。『墨美』26号(1953年8月)には、本人から提供された作品写真10枚が掲載されています。

    「スーラージュは『墨美』が非常に好きでよく見てくれているそうですが、
    そんなことから今度アルコプレー※を通じて送ってくれたのです」
    (「書と抽象絵画・座談会」『墨美』26号より)
    ※ドイツ系アメリカ人の画家

    モノクロームの作品を描く画家たちを、森田は「白黒の仲間」と呼び、そのような仲間ができることは喜びであり、励みになったと述べています。1958年、初めて来日したスーラージュは、森田らと直接、意見を交わしました。1963年には、ヨーロッパを歴訪した森田が、パリでスーラージュ夫妻と再会しています。

    戦後の抽象絵画を代表する画家のひとりである、「黒の画家」ピエール・スーラージュと、1952年に4名の同志とともに「墨人会」を結成し、新しい書のあり方を追い求めた森田子龍。二人は交流を通じ、互いの表現の共通点と相違点について考えを深めました。

    みどころ
    ・「前衛書」の旗手として世界的に知られる書家、森田子龍は、兵庫県豊岡市の出身。その作品は、1950年から60年代にかけて海外で開催された展覧会に次々と出品され、大きな注目を集めました。森田子龍の展覧会が神戸で開催されるのは約30年振りで、約30点の作品が一堂に会します。
    ・パリのルーヴル美術館で2019年から2020年に個展が開催されるなど、フランスの国民的な画家として人気を誇るピエール・スーラージュ。故郷ロデーズにあるスーラージュ美術館から出品される17点のうち16点は“日本初公開”。もう1点は、1951年に日本で初めて展示されたスーラージュの作品で、このたび、約70年振りに来日します。
    ・コロナ禍による二度の延期、2022年10月スーラージュ氏の102歳での逝去を経て、ついに実現した今回の二人展。森田の編集する雑誌『墨美』を通じて交流が始まった「白黒の仲間」※ の競演を見ることができるのは、兵庫県立美術館だけです。(本展は巡回の予定はありません)
    ※モノクロームの作品を描く画家たちを指す、森田の言葉。

    関連イベント

    記念講演会
    出演:ブノワ・デクロン氏(スーラージュ美術館 館長)
    日時:2024年3月16日(土)14:00-15:30(開場13:30-)
    会場:ミュージアムホール
    定員:150名(先着順、要観覧券、芸術の館友の会会員優先座席あり)

    座談会
    出演:稻田宗哉氏(書家)
    日時:2024年5月3日(金・祝)14:00-15:00(開場13:30-)
    会場:レクチャールーム
    定員:60名(先着順、要観覧券、芸術の館友の会会員優先座席あり)

    ゆっくり解説会 in Spring
    展覧会の見どころを手話通訳および要約筆記付きで解説します
    日時:2024年4月28日(日)13:30-14:25(予定)
    会場:レクチャールーム
    定員:60名(先着順)

    学芸員による解説会
    日時:4月6日(土)、5月4日(土・祝) いずれも15:00-15:45(開場14:30-)
    会場:レクチャールーム
    定員:60名(先着順)

    ミュージアム・ボランティアによる解説会
    日時:毎週日曜日11:00-(約15分)
    会場:レクチャールーム
    定員:60名(先着順)

    主催・協賛・後援

    主催:兵庫県立美術館、神戸新聞社
    企画協力:スーラージュ美術館
    協賛:公益財団法人伊藤文化財団
    特別協力:公益財団法人日本教育公務員弘済会 兵庫支部
    助成:笹川日仏財団、一般財団法人安藤忠雄文化財団

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