景色の光線 | 新しい影

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会 期
20230805日 -  20230827
開催時間
12時00分 - 18時00分
hIDE GALLERY :12:00~18:00
BOOK AND SONS :12:00~19:00
休み
火曜日,水曜日
BOOK AND SONS:水曜
クリエイター在廊
入場料
無料
展覧会の撮影
作品の販売有無
販売有 33,000円 ~ 99,000円(税別)
立体作品の販売もございます。
子連れ
この情報のお問合せ
hello@hide-tokyo.com
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
(hIDE) GALLERY TOKYO
住所
〒152-0035 東京都
目黒区自由が丘1-3-22 自由が丘アッシュ103
最寄り駅
自由が丘
電話番号
03-6190-5195

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

8月 5日(土)から 8 月 27 日(日)まで、白井 晴幸の個展「景色の光線|新しい影」を、学芸大学のアートブックストア「BOOK AND SONS」、自由が丘のギャラリー「hIDE GALLERY」にて同時開催いたします。

写真家・白井晴幸は、スポーツのゴール判定で使われる技術を備えた自作のスリットカメラを用い、日常の風景を撮影してきました。本来であれば、条件の整った環境でのみ効果を発揮するカメラです。
しかし1枚を撮影する時間の中では条件に満たされず、ただレンズの前を通り過ぎただけの被写体は、異端なノイズとして、線状に生み出されます。
この特異な景色を、氏は「景色の光線」と呼んでいます。

氏は、こうも語ります。
この10秒の時間に起きた出来事に写真としての証明性はなく、存在の特異な時間の痕跡が顕される。

本展では「景色の光線」シリーズの最新作の他に、「景色の光線」より派生した、立体作品「新しい影」を発表いたします。「景色の光線」の特異な時間の住人として生み出された人間を、3Dプリンターを用い、私達が生活している現実世界に呼び起こします。虚像が生じさせる影のみが、彼らがこの世に存在するという証明となるでしょう。

▼ステイトメント
「景色の光線」は、通常の写真とは異なったパースペクティブが展開されます。撮影に使用した自作の改造フィルムカメラは、いわゆるスリットカメラと呼ばれる技法と同じく、主に速さを競う競輪や競馬といった運動競技のゴール判定に使用される技術です。
本来ならば条件の整った環境でその機能を発揮します。しかし、都市の中へ無作為にレンズを向けてみると、被写体を歪ませ、引き伸ばし、消し去るといったノイズが生じ、条件にあった被写体しか写し出すことができません。偶然性を頼りにするこのカメラで捉えることのできる世界は極めて限られています。しかし、写真機に与えられた条件を異化することで生じたノイズは、日常の膨大な情報の中から掬い取る無意識と偶然から、想像することの手段を与えてくれるように思います。

「新しい影」では改造した4×5インチのフィルムカメラによって獲得したイメージから、立体物への再現を試みます。一枚の静止画像からAIによる3次元のデータ化を経て、3Dプリンタにより立体へと展開していきます。

▼BOOK AND SONSについて
タイポグラフィを中心としたグラフィックデザイン、写真集などのアートブックを扱う書店。
日本では貴重なアートブックの取り扱い、併設されたギャラリースペースでは、気鋭の写真家の展示などを行う。
URL:https://bookandsons.com/
Instagram:https://www.instagram.com/bookandsons/

主催・協賛・後援

hIDE GALLERY
BOOK AND SONS

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