[1946-2020]
1946年神奈川県横須賀市生まれ。日本大学美術学部美術学科卒業。60年代後半から美術家としての活動を始め、1977年、ドイツ・カッセルの「ドクメンタ6」に初めて日本人作家として選ばれ、廃油を満たした巨大な鉄のプール「オイルプール」を発表し欧米中心の美術界に衝撃を与える。「第10回パリ青年ビエンナーレ」に参加。1978年デュッセルドルフのGalerie Alfred Schmelaで海外での初個展はじめ、2001年、ミュンヘンのレンバッハハウス、2007年ハンブルグのクンストハーレにおけるマレーヴィッチへのオマージュ展など、大規模な個展で海外での評価が高い。2009年に横浜のBankART1929のStudio NYKで大規模な回顧展「Noriyuki Haraguchi:Society and Matter(原口典之 社会と物質)」を開催。2020年逝去(享年74歳)。
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