青柳健二

creator avotor 青柳健二 アオヤギケンジ
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中国少数民族、メコン河の源流から河口まで、世界・日本の棚田、稲作文化、文化的景観、犬像など、自然と人間とのかかわりを写真を通して見つめてきました。
現在は、日本各地に残る狼信仰・狼像を周る「旅する写真家」です。

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プロフィール
1958年、山形県河北町生まれ。

学生の時ヨーロッパを8ヶ月旅行しましたが、お金がなくなって、フランス・パリの日本レストランで、ギャルソン(ウエイター)のアルバイトをすることになりました。

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そのとき偶然バイト先近くの本屋で見た写真集に興味を覚えました。それは日本人写真家がフランスで出版したものでした。「言葉がわからなくても、写真は世界共通語になるんだなぁ」と思ったのです。それが「写真」を始めたきっかけです。

82年、旅から戻り、山形大学工学部を1年遅れて卒業しましたが、結局就職はせずに、バイトと旅行を繰り返す生活が続きました。バイトでお金がたまるとアジア各地を旅し、自己流で写真を撮り続けました。

初めての写真展、中国雲南省をテーマにした『雲の南に』を開いたのは、90年のことです。

その後、テーマは、メコン河(源流から河口まで)へと移ってゆき、90年代中ごろまでメコン流域の各国を何度も旅しました。その集大成として写真集『メコン河』、フォトエッセイ『メコンを流れる』を出版し、全国各地で写真展『メコン河』を開きました。

それから「日本と世界の稲作文化」、とくに「アジアの棚田」と、人間が自然とともに作り上げた日本の文化的景観をテーマに。写真ガイド『日本の棚田百選』、写真集『アジアの棚田 日本の棚田』、写真絵本『棚田を歩けば』を出し、全国で写真展を20回以上開催しています。2006年「棚田学会賞」受賞。

08年からは埼玉県秩父地方の祭りや風景を撮影し、雑誌に連載し写真展を開いています。

09年から10年にかけて「犬連れ日本一周の旅」をしました。これは雑誌やカレンダーになり、『妻と犬連れ、日本一周車中泊の旅』をKindleで出版。

2011年 写真監修を務めた『復活への記憶 東北ふるさとのアルバム』を出版。

2013年2月『花咲【わら】う  被災地の櫻と復興』出版。4月、東京で写真展「花咲(わら)う」開催。第19回棚田サミットで「どうして棚田は美しいのか」基調講演。「旧暦のリズムで棚田を味わう」イベント開催。

2014年、『"TANADA" Japanese Rice Terraces』、『行ってみたい日本人の知恵の風景74選』、『桃源旅人(中国雲南省は桃源郷だったのか?)』、Kindleで出版。3月 写真展『花咲う』山形県長井市で開催。4月 棚田から生まれたバレエ東京公演『里舞 棚田からの贈りもの』で音楽を担当。

現在は、棚田はもちろんのこと、文化的景観(日本人の知恵の風景)、旧暦の二十四節気七十二候を元にした風景、全国の犬にまつわる【犬狼物語】も合わせて撮影中です。毎年NPO法人棚田ネットワークから「旧暦棚田ごよみ」を出しています。

イメージを活用するために放送大学で心理学(芸術療法やユング心理学)を勉強。2016年10月「認定心理士」の資格取得しました。『ライスロード Vol.1 世界の棚田米を食べてみたい』、Kindleで出版(現在出版休止中)。

2017年4月、『全国の犬像をめぐる:忠犬物語45話』出版。

2018年1月、戌年イベントの写真展『全国の犬像をめぐる』開催、8月、『犬像をたずね歩く:あんな犬、こんな犬32話』出版、9月、出版記念写真展「犬像をめぐり歩く」開催。

2019年1月、『ワンダーラスト』Kindleで出版。4月、『オオカミは大神 狼像をめぐる旅』(天夢人/山と渓谷社)出版。

2020年6月『中国辺境民族の旅 : 西域・チベット・雲南・貴州編』、7月『中国辺境民族の旅 第二弾 : 内蒙古自治区・青海・貴州・海南・雲南編』Kindleで出版。7月、さいたま市で写真展『疫病除けの狼像たち』開催。9月、『犬といっしょに車中泊の旅: 車中泊の準備編と犬像探しの旅日記編』をKindleで出版。

2021年6月『オオカミは大神(弐) 狼像をめぐる旅』(天夢人/山と渓谷社)出版。

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http://www.asia-photo.net/
blog
http://asiaphotonet.cocolog-nifty.com/blog/
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