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展覧会 ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道 の評価4のレビュー

2019年07月02日 15時41分52秒kurikonobu@yahoo.co.jpさん

ウィーン・モダンという名前の通り、世紀末ウィーンの歴史を見せていただきました。まず目に入るのはマリア・テレジアの巨大な肖像画。そしてフランツ・ヨーゼフ2世の若かりし頃から晩年までのお姿。奥様エリザベートの美しい肖像画。皇帝が改革を進めたウィーンの街並みや建物の変遷。当時の流行の音楽家シューベルトを囲む人々の姿と、そのころの家具や調度品、ドレスなど、当時のウィーンを順を追って見せていただきました。そしてようやく世紀末ウィーンの画家たちのコーナーへ。クリムトの「エミーリエ・フレーゲの肖像」は、撮影もOKだったので、驚きました。さらにシーレやココシュカにと続き、かなり疲れました。音楽家、建築家、都市デザイナーなど、きっと幅広い方々に向けての展覧会だったと思うのですが、かえって散漫になってしまったような気がします。クリムト展のように一人の方に絞ってもらった方が、私の好みでした。

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