【開館60周年記念特別展3】ザ・ベスト・オブ・山種美術館コレクションⅠ-横山大観、竹内栖鳳から上村松園、速水御舟へ-
開催概要
開催内容
山種美術館は1966(昭和41)年に開館し、本年で60周年を迎えました。これを記念する特別展の第3弾では、山種コレクションの核である近代日本画の傑作をご紹介します。
山種美術館のコレクションは、山種証券(現・SMBC日興証券)の創立者・山﨑種二(1893-1983)が個人で集めた作品が基礎となっています。目まぐるしい相場の世界に身を置いていた種二は、絵画鑑賞を「こよなき楽しみ」としていました。やがて自身で購入したいという望みが湧き、なかでも真贋に間違いのない同時代の日本画家による作品の収集を始めます。種二は、「絵の値打ちは作者である画家の人柄に負うところ大だ」という信念のもと、横山大観、上村松園、小林古径、安田靫彦、山口蓬春ら、名だたる画家たちと親しく交際しながら、一大コレクションを築き上げました。その後も所蔵作品の拡充を図り、現在約1,800点を所蔵しています。
本展では、重要文化財に指定されている竹内栖鳳《班猫》と村上華岳《裸婦図》を筆頭に、上村松園《蛍》、川端龍子《鳴門》、土田麦僊《大原女》、福田平八郎《筍》をはじめ、コレクションのなかでも名品中の名品を厳選して展示します。また、種二が長年の夢であった美術館設立を決意した際、特別に購入を許されたという横山大観《心神》や小林古径《清姫》など、山種美術館の歴史を物語る名画もあわせてご覧いただきます。山種コレクションの魅力がたっぷりと詰まった展覧会をお楽しみください。
[みどころ]
1.近代日本画のオールスターが登場!!
竹内栖鳳、横山大観、下村観山、村上華岳、上村松園、速水御舟をはじめとした、近代日本画の豪華メンバーの作品が勢ぞろいするのは10年ぶり!この機会をお見逃しなく!
2.山種美術館の看板猫、竹内栖鳳《班猫》【重要文化財】が登場!
ふわふわの毛並みに、美しいエメラルドグリーンの瞳を持つ美猫が皆様をお待ちしております!
3.小室翠雲《海寧観潮》を修復後初公開!
山種美術館では、日本画を未来へと伝える活動にも力を注いでいます。2025年には、バンク・オブ・アメリカの文化財保存プロジェクトより助成を受け、小室翠雲《海寧観潮》を修復しました。本展で修復後初お披露目します!