「ぬくもり」
パートドヴェールのガラスが持つ暖かい表情に魅力を感じて
暖かく、柔らかいガラスを目指して製作しています。
自分がこどもの頃、母がよく編み物や手縫いの小物や洋服を作っていて
今の私の制作のルートになっているのではと思っています。
愛、暖かい心の「ぬくもり」を心がけています。
一般的なパートドヴェールはガラスの粉をのりで混ぜて
石膏型に詰めるのが多いと思いますが、
私の場合は粉状のガラスを広く並べて焼成し、板ガラス状のものを作ります。
他にも棒状のガラスを使ったりと、いくつかの種類を板ガラスを制作し、
パッチワークのように並べたものを吹き竿の先に巻きつけて吹いていきます。
「しずくのしるし」
透明のガラスの表面に色のガラスをつけて吹き上げたあとに
木工用ボンドで絵柄を描いて、ボンドが乾いたら
その上からサンドブラスト(砂を強い圧力で吹き付ける)をあてると、
ボンドがついてるところは彫られないで周りだけ掘られてその柄だけが残ります。
木工用ボンドは水につけてたら溶けて取れるのでとってから仕上げます。
森の中に霧がかかってる風景がとてもきれいで、日本は特に杉が多いと思うのですが、
その様子がちょっと矢印みたいにみえたことからしずくのしるしと名付けました。
富山にきて自然にたくさん触れてそういう作品が生まれたと思います。
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