みんな、うちのコレクションです

開催概要

会期
2016年05月28日 〜 2016年08月21日
会場
原美術館 (東京都品川区北品川4-7-25)
ジャンル
アート
タグ
現代アート

開催内容

―現代美術、あります―
1979年の創立以来収集してきたコレクションは、国内外の多彩な現代アーティストの絵画・彫刻・写真・映像作品など、現在約1,000点にのぼります。その中から、横尾忠則、加藤泉、クリスト&ジャンヌ=クロード、ウィリアムケントリッジをはじめとする絵画・彫刻・ドローイング・映像作品を展示します。今回は、中国を代表するアーティストであると同時に、積極的な社会活動でも知られる艾未未(アイウェイウェイ)の貴重な初期作品や、日本から帰化してブラジル美術界の巨匠となり、昨年惜しくも亡くなったトミエオオタケ(大竹富江)の絵画も展示する予定です。

―うち(美術館)は、うち(家)でした―
当館は、もともと個人邸宅として1938年に建てられたもので、西洋モダニスム建築を取り入れ、中庭を包みこむように緩やかな円弧を描いた空間デザインが特徴的です。同年、東京国立博物館の現・本館がオープンしましたが(当時の名称は東京帝室博物館復興本館)、どちらも同じ渡辺仁(1887-1973)が設計しました。1930年代の欧風邸宅を美術館として再生した例としては、東京都庭園美術館と並ぶものです。《でっかい》美術館もすばらしいですが、住まいとしてのボリュームと歳月を重ねてきた空間での美術鑑賞はまた一味違います。原美術館では、この空間と作品との対話を大切にした展示構成を心がけてきました。作品と同時に、美術を鑑賞体験する《場》そのものも味わっていただければと思います。

―《隅っこ》も、お見逃し無く―
邸宅であった頃は居間や寝室は企画ごとに展示を入れ替えるギャラリーに変わった一方、浴室や洗面所などのユーティリティースペースは、アーティストに依頼して《ちっちゃい》ながらもユニークな常設展示作品に生まれ変わっています。森村泰昌、奈良美智、宮島達男、須田悦弘、鈴木康広、ジャン=ピエールレイノー。見落としてしまうかもしれない《隅っこ》や《端っこ》に、建物と一体になったユニークな作品がさりげなく存在しています。開館日にはいつでもご覧になれますが、ここでしかご覧になれない作品です。さらに、建物の中だけでなく、敷地内の庭にも、野外の常設作品が点在しています。李禹煥、杉本博司、三島喜美代、アドリアナヴァレジョン、等々。

―イベント、やります―
原美術館では、増築した多目的ホールや中庭を利用して多彩なイベントも随時開催しています。本展の会期中にも下記のイベントを予定しています。
6月3日[金]、4日[土]加藤訓子コンサート「ライヒ~ペルトの世界」
8月13日[土]、14[日]トヨダヒトシスライドショー(仮題)

―ギャラリーガイド、あります―
日曜日と祝日には、当館学芸員が展示解説を行います(2:30pmから約30分間)。予約は必要ありません。

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