Focus Flowing |奥村 岳史・近藤 夕琴・杉浦 光・濱口 綾乃・舩戸 彩子・山口 諒

開催概要

会期
2016年04月02日 〜 2016年04月30日
会場
GALLERY MoMo Projects (東京都港区六本木6-2-6 2F)
参加クリエイター
濱口綾乃 / 奥村岳史 / 近藤夕琴 / 杉浦光 / 舩戸彩子 / 山口諒
ジャンル
アート
タグ
現代アート

開催内容

 このたびGALLERY MoMo Projects では4月2日(土)~4月30日(土)まで、今春、名古屋芸術大学大学院同時代表現研究を修了した5 名の作家と、指導に当たっ
た作家によるグループ展「Focus Flowing」(移りゆく焦点)と題した展示を開催いたします。
 それぞれの作家はそれぞれのテーマやコンセプトを持って制作していますが、観る者の直接的なイメージだけで終わらず、表現の違いはありながら、作品の向こう側を想像させる内容を保持しています。
 同時に表現の背景に大学の姿勢も伺うことができ、今後の展開にも期待を寄せています。関西の新鮮な風をご堪能いただければさいわいです。

【出展作家】
奥村 岳史(b.1991)
日常的に目にする工業製品などのひび割れ、色褪せといった現象から感じとれる造形美を出発点として作品を作っています。
今回の作品は古くから家屋の内壁塗装などに用いられてきた漆喰を素材として制作した物で、木製パネルの上に手で直接漆喰を定着させながら半立体上の支持体を制作し、その上から鉛筆やアクリル絵の具でイメージを描いています。私にとってこの作品は、100年の年月にも耐えうると言われている堅牢な素材である漆喰と、すぐに忘れてしまいそうな日常のイメージの関係性を通して、記憶や物の存在といった、時間にまつわる考察として存在しています。
[主な展示]
2016 「ワンダーシード2016」トーキョーワンダーサイト渋谷(東京)
2015 「 CRASH THE WINDOW 芸術大学連携プロジェクト」アートラボあいち大津橋(愛知)
2013 「PRISM」MATSUO MEGUMI+VOICEGALLERY pfs/w(京都)

近藤 夕琴(b.1991)
私は近場に生えている雑草から形を借りて制作している。怪物のような大きいな塊であったとしても、それは小さな要素の積み重ねで生まれた形であり、それらは「線」や「面」の絵画の要素に置き換えることができる。支持体、絵具、身体の関係を深め、生まれたものがこちらを見つめ返してくることを確信して描き、育てる。
[個展]
2015 Gallery noivoi(愛知)
[主なグループ展]
2015 「シェル美術賞展 2015」国立新美術館(東京)
2013 「第3 回 D アートビエンナーレ」ダイテックサカエビル(愛知)
2013 「GEISAI # 18」都立産業貿易センター台東館(東京)

杉浦 光(b.1989)
物事の関係性への興味から、画面を作る行程の因果関係をテーマとし、画面とのやり取りのなかで生じる現象を繋ぎ合わせる制作を続けている。メタリックな色面に点描を打ち続けるのは、ドロッピングの動作や点を置く行為など、描くことをめぐる行為の集積である。観る者が動き、視点や方向を変えることによって、 様々な変化が浮かび上がる視覚効果が試みている。
[個展]
2014 YEBISU ART LABO(愛知)
2013 文化フォーラム春日井・アトリウム(愛知)
[主なグループ展]
2016 「となりの人びと 現代美術 in 春日井」 文化フォーラム春日井(愛知)
2015 「REN-CON ART PROJECT 連茎する現代アート」名古屋市芸術創造センター(愛知)
2012 「単純な多面」MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w( 京都)
2012 「MOMENT」なびす画廊(東京)
2012 「美術系学生選抜展[ ビケイユウシュウ]2012」文化フォーラム春日井(愛知)

濱口 綾乃(b.1991)
絵画ならではのアンバランスさ  
自分が体験したこと、触ったものの感覚や質感が画面上に現れており、それが植物の姿を借り画面に増殖し空想の風景を立ち上げる。 当初は植物の姿をしていたモチーフは今ではその枠を抜け植物ではない”なにか”に変化していっている。
複雑な空間、実際ではありえない自由でつじつまの合わない不安定な空間を作りたいと考えており、それを作り出すためにレイヤーを意識しながら制作を行っている。  
画面上に起こる変化を楽しみながら次の一手を考え画面と会話するように描くことを心掛けており、計画的に作られていく部分とそこから外れた偶然性が画面に面白さを与えてくれると考えている。
 自由でつじつまの合わない不安定な空間を作り出すことで鑑賞者に酩酊感を与え、みていてもみきれない、飽きさせない作品を作りたい。
[主なグループ展]
2016 「ワンダーシード2016」トーキョーワンダーサイト渋谷(東京)
2015 「トーキョーワンダーウォール2015」東京都現代美術館(東京)
2015 「ワンダーシード2015」トーキョーワンダーサイト渋谷(東京)

舩戸 彩子(b.1990)
私たちは常日頃、見ることを通して、見えるものと見えないものとを選択し事物の形を描いてきた。その見えるものの中に、見えないものを立ち上がらせてみる。見えないものを目の前にした時、「見ること」とはどういうことか、今一度考えてみる。
[主なグループ展]
2015 「ファン・デ・ナゴヤ美術展2015 TO BE CONTINUED」市民ギャラリー矢田( 愛知)
2015 「Traffic Site 名古屋芸術大学同時代表現研究×東京藝術大学先端芸術表現科 交流展」名古屋芸術大学 Art&Design Center(愛知)

山口 諒(b.1990)
近年は「フリッカー」を利用した映像作品を制作している。「フリッカー」には潜在意識を刺激する効果がある。この映像を見ることで身体に蓄積したストレスや固定概念を解放させることと、身体のもつ研ぎすまされた感覚に気付き感じてほしい。
[主なグループ展]
2015 「アーツ・チャレンジ 2016」愛知芸術文化センター(愛知)
2015 「Traffic Site 名古屋芸術大学同時代表現研究×東京藝術大学先端芸術表現科 交流展」 名古屋芸術大学 Art&Design Center(愛知)

Focus Flowing |奥村 岳史・近藤 夕琴・杉浦 光・濱口 綾乃・舩戸 彩子・山口 諒