絵画ならではのアンバランスさ
自分が体験したこと、触ったものの感覚や質感が画面上に現れており、それが植物の姿を借り画面に増殖し空想の風景を立ち上げる。 当初は植物の姿をしていたモチーフは今ではその枠を抜け植物ではない”なにか”に変化していっている。
複雑な空間、実際ではありえない自由でつじつまの合わない不安定な空間を作りたいと考えており、それを作り出すためにレイヤーを意識しながら制作を行っている。
画面上に起こる変化を楽しみながら次の一手を考え画面と会話するように描くことを心掛けており、計画的に作られていく部分とそこから外れた偶然性が画面に面白さを与えてくれると考えている。
自由でつじつまの合わない不安定な空間を作り出すことで鑑賞者に酩酊感を与え、みていてもみきれない、飽きさせない作品を作りたい。
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