生誕300年記念 「若冲展」

開催概要

会期
2016年04月22日 〜 2016年05月24日
会場
東京都美術館 (東京都台東区上野公園8-36)
参加クリエイター
伊藤若冲
ジャンル
アート
タグ
日本画、近代アート

開催内容

伊藤若冲(1716-1800)は、18世紀の京都で活躍したことで知られる画家です。繊細な描写技法によって動植物を美しく鮮やかに描く一方、即興的な筆遣いとユーモラスな表現による水墨画を数多く手掛けるなど、85歳で没するまで精力的に制作を続けました。
本展では若冲の生誕300年を記念して、初期から晩年までの代表作約80点を紹介します。
若冲が京都・相国寺に寄進した「釈迦三尊像」3幅と「動植綵絵」30幅が東京で一堂に会するのは初めてです。近年多くの人に愛され、日本美術の中でもきら星のごとく輝きを増す若冲の生涯と画業に迫ります。

若冲とは
京都の画家、伊藤若冲(1716-1800)は江戸時代に活躍した画家の一人です。青物問屋の長男として生まれ、生活は極めて裕福でした。23歳の時に家業を継ぎますが、40歳の時に次弟に家督を譲り画業に専念します。生前の碑文には「頭を剃り、肉や生臭い野菜を食べるのを避け、妻子を持たず、僧侶のような生活を送っていた」と記されるように、仏の教えを尊び、その一方で描くことを愉しんで他のことには目もくれず、熱意と活力を失うことなく何年まで作品を描き続けたことが分かります。
若冲が天才と呼ばれるのは、身近に存在する画題をじっくり観察し、そのものを忠実に描く即物写生によって精緻でユーモラスな生命力にあふれた表現をしてきたからでしょう。若冲の言葉「千載具眼の徒を竢」。自分の画を理解する人が現れるまで1000年待つと言うほど、様々な技法や表現を駆使している若冲の作品は、多くの人を惹きつけてやまないのです。

※5月10日(火)から一部展示作品が入れ替わります。

生誕300年記念 「若冲展」