"Material and Form" in a digital age
開催概要
- 会期
- 2014年09月26日 〜 2014年10月23日
- 会場
- Yoshimi Arts (大阪府大阪市西区江戸堀1-8-24若狭ビル3F)
- 参加クリエイター
- Rachel Adams / 上出惠悟 / 笹川治子
- ジャンル
- アート
- タグ
- 映像・映画、立体、陶磁、ミクストメディア、平面、現代アート
開催内容
日本のアーティストは、明治以降常に西洋文化を習得しようとしてきました。1950年代から現代美術という新しい概念と向き合い、60年が経ちました。世界では、現代美術は普遍的なものとなり、日本においても西欧の現代美術を模倣するだけでなく、普遍的になった現代美術を手段にして日本の豊かな文化を新しく表現していこうという世代が現れてきたように思います。また、イギリスなどのヨーロッパやアメリカでは、具体やもの派が評価されています。
今回参加するイギリスの作家、レイチェル・アダムスが使う素材の一つは紙(コピー用紙)です。紙は、私たち日本人にとって特別でなじみ深い素材です。ほんの数十年前まで殆どの日本の家屋は木(柱)、泥(壁)、および紙(戸)から作られていました。部屋と部屋の間や、家屋の内と外は襖によって簡易的に仕切られています。西洋は石造りの家屋で、部屋と部屋の間や、家屋の内と外は完全に仕切られています。個人のプライバシーの考え方や、内(生活)と外(自然)との関わり方に違いがあるように思えます。
今展では、デジタル時代を生きる、イギリスの作家であるレイチェル・アダムスの作品と、日本の作家である上出惠悟と笹川治子の作品を展示致します。三作家は社会やそれぞれの国や現在身を置く環境の歴史を深く考察する事を作品制作の拠所としていますが、素材にアプローチし、そこから形が立ち上がり、表現された三作家の作品の、類似性や相違性をギャラリーで可視化する事で、素材とその意義と可能性について深く考察したいと考えております。
画像(出品予定作品)
左 | レイチェル・アダムス 「Conformist」 染色した布、糊、木材、蝋紙 w650×d450×h1300mm 2014
courtesy domobaal photo Patrick Jameson
右上 | 上出惠悟 「甘蕉 孔」 磁器 およそ160×80×h30mm 2014
photo Keigo Kamide
右下 | 笹川治子 「d.h.」(仮) 映像 2014