徳重秀樹 個展 骨花 ― 月下美人 ―
開催概要
- 会期
- 2013年04月05日 〜 2013年04月20日
- 会場
- LOWER AKIHABARA. (東京都千代田区東神田1-11-7 東神田M.Kビル1F)
- 参加クリエイター
- 徳重秀樹
- ジャンル
- 写真
- タグ
- 写真
開催内容
骨花
- いずれは枯れる一瞬の生のあらわれとして花の姿を死んだ動物の骨や毛皮で模したもの -
私たちは生きていくなかで多くの別れを経験する。
死は終わりではなく、死後も形を変え思いとして心のなかに生き続け、そして肉体は骨となり土へ還り、花や草や雲の一部となり、同じ世界を流転していく。
現代社会はそうした生と死の流れから乖離し、死を覆い隠し、老いを遠ざけ、病を忌み嫌っている。
「骨花」は制作そのものが、生と死の根幹にもう一度立ち戻り、鎮魂と再生の新しい在り様を探る行為である。
徳重はただ被写体を撮影し現像するのではない。
「骨花」制作の過程で、自ら生物の死骸を解剖して骨を取り出し、その骨から骨花を制作する。そして撮影を行い、フィルム現像し、被写体であった骨花を土へ還す。
この儀式的なこのプロセスは、「骨花」のコンセプトをなぞり、骨という死の象徴から作品を生み出している。
徳重のフィルターを通じ写し出された「骨花」は神秘的な美しさをたたえ、生と死の意味を問いただしてくる。