『Blue Valentine』- presented by XYZcollective-
開催概要
開催内容
ある夜、もうずいぶん前のある夜、友人がヒッグズ粒子発見のニュースについて教えてくれました。
ヒッグズ粒子って?
“1964年にイギリスの研究者ヒッグズさんらがその存在を予言したがなかなか見つからなかった素粒子。万物に質量を与える特別なものであることから神の粒子と呼ばれてきました。”
“私たちの宇宙は、1960年代以降、まとめられた現代物理学の標準理論で、17の素粒子から成り立っていると予言されていました。これまでに、クォークやレプトンなど16については実験で確認されてきましたが、最後の1つ、ヒッグス粒子だけが見つかっていませんでした。”
“ヒッグス粒子が担っている最も大きな役割は、宇宙のすべての物質に「質量」、つまり「重さ」を与えることです。およそ137億年前、宇宙が誕生したビッグバンの大爆発によって生み出された大量の素粒子は、当初、質量がなく、自由に飛び回っていました。”
“その後、ヒッグス粒子が宇宙空間をぎっしりと満たしたため、素粒子がヒッグス粒子とぶつかることで次第に動きにくくなり、物質を構成していったと物理学者たちは考えたのです。ヒッグス粒子にぶつかることで動きにくくなる、この「動きにくさ」が質量そのものだと考えられているのです。”
ヒッグズ粒子がなければ、
水とか火とか風とか、体とか、紙とか筆とか絵の具も、お父さんもお母さんも好きなあの娘も、地球も太陽もこの銀河系もなーんもできず、くっついたりして個体として存在できなかった。ということらしい。
そして、2012年7月4日、人類はそれを発見、確認したらしい。正確にいえば、発見がほぼ確定らしい。
その話を聞きながら、僕は人間の想像力についてボンヤリと考えていました。
ありきたりなその言葉について。
松原壮志朗
参加作家|大久保あり 小林エリカ COBRA 戸田祥子 mamoru 松原壮志朗 南川史門 ミヤギフトシ
キュレーション|松原壮志朗