ルーシー・リー展 ー東西をつなぐ優美のうつわー
開催概要
- 会期
- 2026年12月26日 〜 2027年03月07日
- 会場
- あべのハルカス美術館 (大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階)
- 参加クリエイター
- Lucie Rie
- ジャンル
- クラフト
- タグ
- 陶磁
開催内容
2026年12月26日(土) ~ 2027年3月7日(日)の期間、あべのハルカス美術館にて「ルーシー・リー展 -東西をつなぐ優美のうつわ-」を開催いたします。
うつわに込めた静かな美学、10年ぶりの回顧展
20世紀を代表する陶芸家ルーシー・リーは、1902年オーストリアのウィーンに生まれました。ウィーン工芸美術学校で轆轤(ろくろ)の面白さに魅了され陶芸の道へと進んだ彼女は、国際的な展覧会で数々の賞を受賞しながら作家としての地位を確立していきます。しかし、迫りくる戦争は彼女の作陶にも影を落とします。1938年、亡命を余儀なくされたルーシー・リーは、活動の場をイギリスへと移し、以後およそ半世紀にわたりロンドンの地で制作を続けました。
しなやかさと緊張感のあるフォルム、色鮮やかな釉薬(ゆうやく)のバリエーション、掻き落としや象嵌(ぞうがん)の技法による味わい深い表現。彼女の尽きない探究心から生まれた作品の数々は、ロンドンに渡り活動を続けるなかで洗練を極めます。その静かな美学は、凛とした佇(たたず)まいのうつわ一つひとつに、揺るぎなく宿っているのです。
本展では、今もなお人々を魅了してやまないルーシー・リーの作陶の軌跡を、それぞれの地で出会った人やもの、時代背景、さらに日本を中心とした東洋との関わりを交えながらご紹介します。バーナード・リーチやハンス・コパー、濱田庄司など交流のあった作家の作品も併せて展示し、彼女が当時の思潮から何を学び、自身のスタイルへと昇華したのかを紐解きながら、造形の源泉や作品に込められた信念に迫る展覧会です