福田裕理 個展 「華詞」
開催概要
開催内容
林檎をモチーフにして制作しています。
花托は果皮に包まれ、その瑞々しさを保っています。
樹木として成長した維管束の先に実る瑞々しい果実たちは、人によって形作られた社会の中であらゆる価値をつけられています。瑞々しさというのは我々にとっての養分であり、生命の源流といえるかもしれません。
果実から滲む瑞々しさに加えて、果皮に包まれた瑞々しさがあります。これらに大した違いはないものの、その外見に心揺らぐのが人の性です。社会がどうあれ、この世に生み出されるものは瑞々しく在って欲しい、瑞々しさを求める我々でいなくてはならないと思います。
そうした果実たちを生み出し残していかなくてはと、作品の世界に「蜜」を見出すことを試みています。