肉と魂
開催概要
開催内容
長年ゲームクリエーターとして活躍してきた確かな技術力を持って、独自の世界を描く髙橋美貴。
2020年の個展「魑魅の栖(すだまのすみか)」から5年ぶりとなる個展では、新作の鉛筆画や日本画の展示販売を行います。
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私は明快な形よりも、その境界が溶けかけている瞬間に惹かれ続けています。暗闇に沈む静けさの中で、曖昧さこそが実在感を生み出すと感じているからです。
長年、仕事として、クリーチャーデザインやホラー表現に携わり、肉体や血、そして暗闇を見つめてきましたが、私にとってそれらは恐怖と共に、美しさや神秘をも宿しているように思います。
本展では、デジタルでは表現しきれない肉体の気配や生々しさを、鉛筆や顔料を用いて手繰り寄せることにチャレンジしました。紙や絹の上で生まれるにじみやぼかしの曖昧さに宿る、意図を超えた温度や気配を感じ取っていただけましたら幸いです。(髙橋美貴)