コレクション展 中西夏之 光の条件

開催概要

会期
2025年04月12日 〜 2025年06月29日
会場
神奈川県立近代美術館 葉山 (神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1)
参加クリエイター
中西夏之
ジャンル
アート
タグ
絵画、インスタレーション

開催内容

中西夏之(なかにし・なつゆき/1935–2016)は、独自の思索を通じて絵画を空間や身体とのつながりにおいて実践した、戦後日本を代表する画家のひとりです。そして2025年は、中西が晩年の大きなテーマとしたシリーズ〈着陸と着水〉の記念すべき1作目を、当館の旧鎌倉館の新館で発表してから30年となります。
本展では、当館に新収蔵された同シリーズの2作目となるインスタレーション《紗幕孔穿》(1996)や〈中央の速い白〉、さらに近年寄託を受けたシリーズ〈二ツのリンゴ〉(1972–1975)や関連する素描そして貴重な資料などを展示し、この画家が生涯をかけて思考を続けた絵画の成り立ち、絵画が生まれる場を探ります。


展覧会のみどころ
大作《紗幕孔穿(しゃまくこうせん)》によるインスタレーション
中西夏之の作品の中でも最も大がかりな作品の一つ、《紗幕孔穿》(1996)を展示します。同作品は、1960年代に舞踏家の大野一雄や土方巽らとの交流の中からこの画家がずっと温めていた、絵画が生まれる場=「絵画場」を独自の思索と素材で表現した晩年を代表するシリーズ〈着陸と着水〉の2作目です。本作は東京都現代美術館の個展にあわせて発表され、2024年度に当館に寄贈されました。海の見える当館の展示室一室を使って展開される本作品は、画家の晩年の思考に触れるまたとない機会となるはずです。

コレクション展 中西夏之 光の条件