光野浩一展 『 PHANTOM PAIN 』
開催概要
開催内容
今作『 PHANTOM PAIN 』の意味は、「幻肢痛」。事故などで失った手足を未だあるように感じ、その幻の部分に痛みを覚えるという症状を指します。
生き方の多様性が叫ばれ様々な声が上げられる時代となっても個人の生き辛さの正体は明らかにできず、人は埋めがたい心の欠落を意識しながらも社会との関係性の構築に生きる意味を見出そうとし、また、生きた証を遺そうとしています。その欠けや痛みはいつか解消できるものなのでしょうか。そもそも原初には欠落などなかったのでしょうか。本作ではスライドパズルのように連なるジオラマ状のユニットで、個人の生にまつわる不安や違和感、そのゆらぎの気配を感じるための空間を創出します。