日本画をたのしもう~高精細複製が語る名品の世界~

開催概要

会期
2022年08月06日 〜 2022年09月11日
会場
米沢市上杉博物館 (山形県米沢市丸の内一丁目2番1号)
参加クリエイター
岩佐又兵衛 / 長谷川等伯 / 俵屋宗達 / 狩野山楽 / 葛飾北斎 / 狩野永徳
ジャンル
アート
タグ
日本画

開催内容

2007 年、文化財未来継承プロジェクト『綴』が始まりました。最新のデジタル技術と伝統工芸の技を駆使した高精細複製品は、より多くの人に日本美術と接する機会を提供
し、新たな日本文化の再認識へと繋がっています。

米沢市上杉博物館所蔵の国宝「上杉本洛中洛外図屏風」(狩野永徳)は、綴プロジェクト第 1 期作品として選定され、2008 年の複製寄贈を受けて以来 13 年間、小中学校への出前授業などで活用し、2500 人余りのこどもたちがその魅力や価値を体感しています。本展は、そのほか、国内各地で所蔵の国宝「風神雷神図屏風」(俵屋 宗達)、重要文化財「四季花鳥図屏風」(狩野元信)他、高精細複製作品 24 点を選りすぐり展示する貴重な機会となります。

展示期間
前期:2022年8月6日(日)~8月23日(火)
後期:2022年8月25日(木)~9月11日(日)

展示構成
本展では2007年にスタートした 「綴プロジェクト」 の第一期作品である 国宝 「 上杉本洛中洛外図屏風 」(狩野永徳)をメインに、 24点 が〈 第1章 永徳と狩野派 〉〈 第2章 日本人のくらしと自然 〉〈 第3章 海を渡った北斎~門外不出フリーアコレクション 〉 の 3つの テーマに分けて 構成 します。

第1章 永徳と狩野派
天下人に仕え,愛され、時代の寵児となった永徳。初期作品「上杉本」と最晩年の「檜図」の制作にまつわる史実や、永徳が率いた狩野派やその周辺の絵師とのつながりを紹介します。

第2章 日本人のくらしと自然
自然との距離がとても近かった時代、私たち日本人は風の匂いや、光の煌めき、水の音や、草花の美しさなどを今よりもっと豊かに感じ取っていました。そして、町絵師たちはそれらを情緒豊かに、個性的に表現しています。俵屋宗達による「風神雷神図屏風」と、それを模写した尾形光琳の「風神雷神図屏風」が並び展示されます。

第3章 海を渡った北斎~門外不出フリーアコレクション
世界でも有数の類まれな肉筆浮世絵コレクションを誇るフリーア美術館。その最大の特徴は、葛飾北斎の作品が突出して多いことです。 その中から、前期後期で計7点ご紹介いたします。
門外不出のコレクション、北斎の画技をすべて投入した晩年の肉筆画の傑作を紹介しながら、高精細複製品の役割を考えます。


文化財未来継承プロジェクト「綴つづり」とは
「綴プロジェクト」(正式名称:文化財未来継承プロジェクト)は、 2007年 3月にスタートしたキヤノンならびに特定非営利活動法人 京都文化協会が共同で行っているプロジェクトです。日本古来の貴重な文化財の高精細複製品を制作し、オリジナルの文化財をより良い環境で保存しながら、その高精細複製品を有効活用することを目的としています。作品研究に使用されたり、寄贈先での一般公開や学校教育の現場で活用されています。

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