「描くをくむ 馬場喜三江 個展」

開催概要

会期
2021年06月28日 〜 2021年07月13日
会場
柳沢画廊 (埼玉県さいたま市浦和区高砂2-14-16)
参加クリエイター
馬場喜三江
ジャンル
アート
タグ
立体

開催内容

このたびGallery Pepinでは「描くをくむ 馬場喜美江個展」を企画致しました。会場を浦和駅・柳沢画廊にて6/28㈪より開催致します。
絵画における造形性をベースに制作を続ける馬場喜三江さんによる2年ぶりの個展です。
絵画であるという平面性と奥行き(形)があるという立体性を合わせ持つ作品から、絵画であるからこそできるイリュージョンをお楽しみ頂くと共に、何層にも紙を組んだ構造の仕組みもご覧下さい。
埼玉では初の個展ということもありますので、現在までの進化を辿れる旧作を含めた約15点を展示予定です。



アーティストコメント
1つの石ころがある。
光がさす。影が落ちる。
無数の孔。硬質を感じさせる丸み。
薄鼠の地肌。さらっとしていて冷ややかな表面。
細いひび割れが溝をつくる。

それは在るということにより、意味や価値、機能や事象を携えている。
存在に孕む要素から、かたちというエッセンスを抜き出し、再構築する。

描くという行為。
私にとって描くという行為は、ある定点から、消したり掘ったりするマイナスの仕事と、絵具をのせたり描写を重ねていくプラスの仕事で両極を探し、
その両極を作用点としてまた定点に戻っていく。いったりきたりの距離を測り、埋めていくことで絵画面に定着させる行為だと思う。
絵画面からプラスの極ー定点ーマイナスの極まで、絵には他者から制作者へとの奥行きがある。
それを側面から物質的に構築できないだろうかと考えたのが、側面にホゾを差し込んで組んでいくきっかけとなった。
ホゾで組まれた構造は連続する絵画行為の可視化であり、視点を物質として繋ぎ止める骨子でもある。
近作では構造そのものを図として表出させる試みに展開している。

「描くをくむ 馬場喜三江 個展」