まみえる 千変万化な顔たち
開催概要
開催内容
⽬、⿐、⽿、⼝といった感覚器官が集まる「顔」。⽪膚も含めると、視覚や聴覚などの五感全てを受け取る部分です。そして顔を通して、私たちは相⼿を特定し、その⼼の中を探りながらコミュニケーションを取っています。また、⽐喩として「顔を⽴てる」「顔を並べる」などのように、顔にいくつもの意味を込めて社会⽣活を送っています。
コロナ禍では、⾃分も相⼿もマスクをつけ、顔が⾒えにくい⽇常が続いています。けれども、そもそも私たちは相⼿の顔をどこまで⾒ているのでしょうか。あるいは、⾃分の顔は相⼿にどのように映っているのでしょうか。
本展では、この捉えがたい顔というものに焦点を当て、「私とあなた」「関わりの顔」「顔にあそぶ」という3 つのアプローチから、10 ⼈の芸術家による表現をご紹介します。時代もジャンルも異なる、多様な顔との出会いをぜひお楽しみください。
[⾒どころ]
時代もジャンルも異なる10 ⼈
岸⽥劉⽣や萬鉄五郎という⽇本近代を代表する画家の⾃画像から、奈良美智や横⼭裕⼀など国内外で活躍する現代アーティストの作品まで、全く異なる顔の表現をご覧いただけます。
新作や初展⽰作品が多数
髙⼭陽介による頭部を模した⽊彫や、笹岡由梨⼦による映像インスターションの新作が並びます。ZINE やInstagram から⽣まれたsuper-KIKI のセルフポートレイトも初展⽰作品です。
芸術を通して「顔を合わせる」
コロナ禍により、お互いが近くで顔と顔を合わせる機会が少なくなりました。本展では、芸術作品を通して、時代も場所も超えた、多様な顔との出会いをお楽しみいただけます。
[展示構成]
私とあなた
「私(⾃⼰)」と「あなた(他者)」をめぐる顔の表現をご紹介します。外⾯を正確に写し取るだけでなく、内⾯にあるものまでをも捉えた作品を展⽰します。
【出品作家】岸⽥劉⽣、萬鉄五郎、猪熊弦⼀郎、⽊村伊兵衛
関わりの顔
⾃分⾃⾝や家族、⾝近な⼈、知らない誰か、社会、そして国など、⼈と⼈とのさまざまな関わりのはざまに浮かび上がる顔の表現を取り上げます。
【出品作家】奈良美智、ERIC、髙⼭陽介、super-KIKI
顔にあそぶ
感情や内⾯の表出を⽬的としない顔の表現もあります。ここでは、顔というモチーフを⽤いて造形的な実験がなされた作品に焦点を当てます。
【出品作家】猪熊弦⼀郎、横⼭裕⼀、笹岡由梨⼦