開催時間 |
10時00分 - 18時00分
入館は17時30分まで |
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休み |
月 ※ただし、9月21日・10月12日(月・祝)は開館。9月24日(木)・10月13日(火)は休館
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入場料 |
有料 一般1000円、高大学生および65~74歳800円、中学生以下および75歳以上無料 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
練馬区立美術館
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒176-0021 東京都
練馬区貫井1-36-16 |
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最寄り駅 | 中村橋 |
電話番号 | 03-3577-1821 |
練馬区立美術館開館30周年を記念して、印象派を代表する風景画家、アルフレッド・シスレーの展覧会を開催します。
アルフレッド・シスレー(Alfred Susley/1839-1899年)は、フランス、パリのイギリス人実業家の裕福な家庭に生まれました。恵まれた少年時代を過ごしたシスレーは18歳で商いを学ぶためにロンドンへと送り出されます。このロンドンでの4年間に、コンスタブルやターナーをはじめとするイギリスを代表する巨匠たちの傑作に触れたことで、シスレーは画家になる決意をします。
パリへ戻ったシスレーは、その生涯の友であり、やがてともに印象派を成立させる仲間たち、モネやルノワール、バジールらとであるシャルル・グレールの画塾へと入ります。1863年にグレールの画塾を去った後、シスレーはフォンテーヌブローの森の外れなどへと出向き、いよいよ風景画家としての本格的な制作活動をスタートさせました。
1875年3月にシスレーはパリを離れ、ルーヴシエンヌへ向かいます。このルーブシエンヌ時代には、《ポール=マルリの洪水》(1876、オルセー美術館)などシスレーの代表作とされる作品が多く描かれています。その後、マルリ=ル=ロワやセーヴル、モレなど、パリ郊外を転々としながら各地の風景を描き続けました。1880年に入ると更にパリから遠く離れたセーヌ川とその支流ロワン川との合流点付近の「川の情景」を多く描くようになります。とりわけ、サン=マメスでは多くの作品を描き、1889年よりモレ=シュル=ロワンに滞在し、1899年に没するまでこの地に留まりました。
本展では、日本国内に所蔵されているシスレーの風景画訳20点を中心にシスレーの画業を紹介します。まず、第1章では印象主義的作風が顕著になる1870年代からパリ近郊の村モレ=シュル=ロワンに居を構えた最晩年の1890年代までを追いかけます。続いて、第2章ではシスレーが描き続けたセーヌ河とその支流をめぐる情景が、実は19世紀の近代化、つまりテクノロジーによって河川の姿が変貌を遂げたことにより成立したという視点から、描かれたセーヌ川について検証します。そして、第3章ではシスレーによって確立された印象主義の風景画のスタイルが、日本の画家にも影響を与えていることに注目し、具体的な作品を通して、その影響関係について考察します。
シスレーの画業を油彩画や資料など総数約60点から、「テクノロジーと描かれた河川」そして「シスレーの日本における影響」というこれまでにない新しい2つの視点を踏まえ見つめます。
主催:練馬区立美術館(公益財団法人練馬区文化振興協会) 毎日新聞社
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
協賛:大伸社
協力:国土交通省 関東地方整備局 荒川河川下流事務所